こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。
今回の台風、大雨での被害は凄かったですね。 毎度のように大阪は逸れたために問題なく、サロンも営業できました。
もともとの予報では、この土曜頃に大阪直撃の予報でしたが、スピードも増し、進路も逸れたため全く問題ありませんでした。
この土曜は先輩の結婚式で徳島に行く予定だったので、予報どおりに台風直撃していたら帰れなくなっていたかもしれないので個人的には良かったですが、、、
テレビで被害状況を見ると本当に大変そうですね。
さて、最近は重度の方の相談をお受けすることも増えてきております。
カンファレンス等にも参加させていただくのですが、重度の方はサービス利用の必要性が高い為、限度額ギリギリの場合が多々あります。
それだけ介護に手が必要とされることが多いからですが、そういった方々は嚥下障害により形状的に家族が作った普通の食事では食べれない方や、普通の形態では食べることが可能だが、量が食べれずに低栄養状態に陥ってしまう方もおられます。
今は色々な種類の介護食品等が出ていて便利なものも沢山ありますが、コスト的にどうしても高くなってしまいます。
専門的に工夫されて作られているものなので、一般的に売られているものより値段が上がることは当たり前かもしれません。
しかし、本当にそういったものを必要としている方々は、重度で介護サービスや受診も多く、金銭面で余裕がある方は少ないのが現状です。
管理栄養士として提案できるスキルとして、その方の生活状況等を考えた上で細かい舵取りを行いながらご利用者様やご家族様をサポートできるよう幅を広げる必要性があるかと思います。
写真は結婚式の会場。
自分が学生時代にいたころに比べ、駅前もきれいになってきました。
サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤
2015年9月アーカイブ
こんにちは。
サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。
すこしずつ秋らしくなってきましたね。
サロンご利用者様の服装も、衣替えされて
少し厚着される方もちらほら。
サロン内も、9月に入り、衣替えです。
夏の風物詩、花火の壁紙から、
秋らしく、実りのある光景に!
サロンの入り口には、かかしと稲穂がたくさん!
デイルームは、こんなに感じです☆★
これは、すべてご利用者様の手作りです!
今回は、お花紙を丸めて稲穂を作ったり、
折り紙で貼り絵をして、かかしを作ったりと、大忙しでした。
よ~く見ると、稲穂の上を、トンボやすずめが飛んでいます。
さて、クイズです♪
「すずめは何匹いるでしょうか?」
「とんぼは何匹いるでしょうか?」
写真ではよく見えないかもしれませんので・・・
サロンに遊びにいらして、数えにきてくださいね(^_-)-☆
こんなクイズがデイルームにあると
ご利用者様がすずめやトンボを数えようと
デイルームを歩くようになりました★
認知症の方も、何度も何度も数を数えようと頑張っていました!
とてもよい脳トレ&リハビリになっているようです(^^♪
さて、今日、こんな出来事がありました。
来所されてから、なんとなく元気がなかった92歳の男性。
いつもお元気で、冗談をたくさんおっしゃる方なのですが
お風呂の声かけをしても、「今日はしんどいからやめとくわ」
体操の声かけをしても、「しんどいからやめておくわ」
あげくの果てに、「寒気がするし、しんどい。もう帰りたい」 とのこと。
以前、脱水でふらつきも見られた方だったので、看護師からの勧めもあり、
経口補水液をコップ1杯程提供したのですが、ごくごく飲む様子もない。
ただ、表情はいつもよりしんどそうなご様子でした。
体温や血圧を測るも正常。
自宅に帰ってもおひとりになるので、
デイでゆっくり過ごしていただくことになりました。
昼食はほぼ全量召し上がり、食後30分ごろ。
お声かけすると、
表情も、いつもの状態に戻り、
いつもの冗談をおっしゃっていました~!!
昼食を食べ、元気になったのです!
どうやら体調不良の原因は、空腹だったようです。。
お話しを聞くと、朝ごはんもきちんと召し上がっておられなかったようでした。
その後、入浴もされ、レクリエーションにも参加され、
午後のおやつも召し上がって、本日は無事帰られました。
ご高齢者の方なので、スタッフ一同とても心配しましたが、
元気になってよかった!
「きちんと朝ごはん食べてきてね~」と皆で声かけさせていただきましたが
これからも同じようなリスクのある方。
次は速やかに気づけるよう、気を配っていきたいと思いました。
改めて、食事の大切さを感じた一日でした。
高齢者の欠食は、低栄養や脱水のリスク要因です。
デイサービスを利用することによって、
このように欠食など、体調の変化に気づくことができることはもちろん、
皆で楽しく、確実に昼食を食べることができます。
日中、お一人で過ごされている方、
きちんとご飯食べられているのかな?と心配なご家族様がいらっしゃる方は
是非、サロンに遊びに来てくださいね!
腹が減っては戦はできぬ(^◇^) デス★
サロン 管理栄養士 兼 介護職員
柴田 満里子
こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。
さっそくですが、先月の28日はサロンオープン以来、初めての実地指導がありました。
今までの自分の仕事を見直す良い機会でもありましたが、いざ日にちが近づいてくるとドキドキ(汗)
指導に関しては全くと言ってよい程、指摘事項もなく無事に終えることができました☆
ちなみに、、、
実地指導の中でも加算の算定に関わるところはより鋭くチェックをされますが、私どものサロンでは色々な加算を算定しています!!
今年度から新しく新設された中重度者ケア体制加算や、サービス提供体制加算Ⅰ1、入浴介助加算、個別機能訓練加算Ⅱ、口腔機能向上加算、栄養改善加算を取っています。
その中でもデイサービスではあまり取っているところが少ない口腔機能向上加算と栄養改善加算を取っているのでケアマネージャーさんからも珍しがられます。
というより、どういった内容か知らない方も中にはいらっしゃいます。
※口腔機能向上加算についてはこちら⇒(http://www.pt-ot-st.net/contents/1144)
※栄養改善加算についてはこちら⇒(http://www.pt-ot-st.net/contents/kaigo/1089)
栄養改善加算については生活相談員 兼 管理栄養士として登録している為、私が中心となり加算対象の方に栄養ケア計画を立てています。
栄養ケア計画を立てる上で自分の中でも悩んでいるポイントが「通所としてできる栄養ケア」についてです。
サロンを利用していただいているときだけ食事が食べられる。
サロンを利用しているときだけ本人に合った形状で食事が提供できる。
サロンを利用しているときだけ食事ができる口腔内の状態が整っている。
などなど
上記のような通所利用中のみの状態がいかに良くても、あくまでそれはデイサービスでの話。
在宅生活を送られているご利用者様にとっては生活の一部分でしかありません。
特に週1回のみのご利用の方にとっての食事で言えば、1ヶ月93食(31日×3食)のうちの4食(4日×昼1食)で、私たちが関われるのは月のうち約23食分の1食の割合!!
この1食をどれだけ極めたところで、残りの約22食分が満足のできる状態でなければ、その方の食生活はよくなったとは言えません。
そういったご利用者様にどのようなプランを立ててあげること(関わりを持つこと)が、在宅で生活されるご利用者様の食生活を改善するきっかけ作りや、支えになれるかどうかということが一番の課題です。
実際に取り組みをさせていただいているご利用者様がいるのでそんな弱気なことは言ってられませんが、「通所だから気付けること」や「通所から変えてあげられること」を突き詰めていき、より良い栄養ケアを行えるよう頑張っていこうと思います。
管理栄養士でありながら生活相談員である自分にしかできないプランニングのもと、サービスを受けていただけるデイサービスは全国探してもはーと&はあと位ではないでしょうか。
まだまだ未熟な部分も多いかもしれませんが、そんな貴重な体験ができる感動体験サロンをお探しの方はご相談ください。
最後に当サロンで毎月作成しております行事報告をひとつ
⇒8月行事報告.pdf
ご利用者様やご家族様、地域のケアマネージャーの方々などにお配りしております。
少しでも私たちの取り組みを知っていただく為、これからも発信し続けていきたいと思います!!
サロン管理栄養士 兼 生活相談 末藤