こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。 

気温もぐっと上がってきており、サロンのご利用様の中でも体調不調でお休みされる方が増えてきています。

熱中症等に気をつけていきたいところですね。


さて、2017年の通常国会に提出予定の介護保険法改正案に「意見」を出すため、社会保障審議会の介護保険部会が開かれ、「軽度者に対する生活支援サービス・福祉用具貸与等やその他の給付」についての検討が行なわれました。 

厚生労働省の定義では要支援1から要介護2までを「軽度者」としています。 

訪問介護について、①要介護度が高くなるにつれて身体介護中心型の比率が高くなる(つまり、要介護度が低いと生活援助中心型の比率が高くなる)、②生活援助におけるサービス提供内容としては、掃除や一般的な調理・配膳を提供している割合が高い、という資料が出されました。

また生活援助におけるサービス内容に関しては専門性が低いとの話もされており、軽度者への生活援助制限が検討されています。 

個人的には介護度による「軽度者」「重度者」のくくりだけでは難しいのではと思うところもありますが、自費のサービスで対応できるものが沢山あるのも事実ですし、介護の人材不足の面から見ても、介護福祉士の専門性をより活かせる形でのケアが必要ではあると思います。 

はーとサロンでも夕食サービスや弁当の持ち帰りのサービスを実施しています。

生活援助の中の食事支援に関して、デイサービスとして援助できる形が進んでくれば夕食の調理や配下膳にヘルパーを使わずにご利用いただける方も多くなると思います。 

介護保険制度の流れとともに、在宅介護高齢者の支援が継続しておこなえるようなデイサービスをこれからも目指していきます!! 



今月初めに講師として東京に行ってきました☆ 

東京の管理栄養士 六波羅さんに教えていただいた中華料理店でオススメの小籠包を食べてきました!! とても美味しかったしとてもボリューミーで満足でした♪

食べたい気持ちが強すぎてすぐに食べてしまい、食べたあとに写真撮っとこうと気付いたので数が減ってます(笑)

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ついでに軽く散策してかえってきました!!

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妹の家から歩いて30分くらいのところに新日本プロレスの道場があったので外観だけ拝見!!

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当日は岐阜に巡業中のためもちろん誰もいませんでした(笑)

いろんな意味でいい刺激を受けれました☆


サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは。

サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

外は灼熱ですが、サロンの中はややひんやり。

私たちスタッフが暑いと感じる室温でも

利用者様の中にはその室温が寒いと感じたり、

クーラーの風を苦手とする方がいたりと

室温調整が難しいなあと日々感じています。

さて、最近思うこと。

私自身、介護職員としての日々の業務の中では、昼食時間に携われることが少なく

食べる時間に接することが多くないのが事実としてあるのですが・・・。

その限られた時間の中で、私が毎日携われることができる「食べる」時間は、おやつの時間です。

サロンのおやつの時間は、おおよそ2時半ごろから。

昼食を食べていただき、歯を磨いて、体操をして、レクリエーションをした後がおやつの時間です。

お食事と同様、利用者様の身体状況に合わせて、

やわらかいもの、一口大のもの、ゼリー状のもの、低カロリーのもの、高カロリーのもの...

を提供しています。

とある摂食嚥下困難な利用者様は、いつもお出ししているゼリーを

最近食べなくなっていました。

どうやらお口に合わないらしい。飽きてきているらしい。

元社長さんで、「これは阪急デパートで買ってきたものか?」なんて

冗談を言われたりするので、今まで上等なものを召し上がってきたのだなあと思われます。

とある摂食嚥下困難な利用者様は、カップケーキを食べられるらしい。

サロンのおやつではいつもゼリーをお出ししていたのですが。

とある糖尿病の方には、いつも低カロリーのものを。

お隣の方のおいしそうなおやつをみて、「自分も食べたい」と。

このような状況をみて、自分のアセスメント不足を痛感しています。

改めて、「おやつ」の意味を考えてみました。

補食として、一度のお食事では不足する栄養を補うもの。

楽しみとして、そのおやつを味わい、周りの方との会話を楽しむもの。

人それぞれだと思います。

ご本人様の御意向、ご家族様の御意向、ご本人様の身体能力を考慮してになるのですが、

おやつには、もっと遊び心があってもいいのかなと感じ始めています。

もちろん、その方にあった形態、栄養成分であるなど、安全が確保された上での話です。

はーとのサロンには、常勤で看護師がいますし、歯科衛生士も、管理栄養士もいます!!

たかがおやつの事なのですが、

利用者様を少しでも笑顔にできることを、自分にできることを

少しずつ考えていきたいと思っています!

ちなみに私にとってのおやつは...

「甘いものを食べて幸せな気持ちになりたい」

です(^◇^)

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久しぶりに友人の結婚式があり東京へ。

やっぱり結婚式のお料理は見た目も味も絶品でした!

ついでに初めてのスカイツリー見物です☆

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管理栄養士 兼 介護職員

柴田満里子

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。


先日こんな本を購入してみました。

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とても簡単にまとめてあり、食事支援を行っている介護者の方にもお勧めしやすい本だなぁという感じを受けました。

ただ在宅介護に携わっておられる方々で食事に対してお困りの方に、管理栄養士がすぐに相談できる機会が世の中の仕組み上、まだまだ少ないのが現状であるとともに、管理栄養士自体が在宅介護の食支援に介入している数が少ないのが問題ではないかと思います。

国の考えとしても「病院から在宅へ」という流れが進んでいることは肌で感じる部分も多くありますが、実際の在宅の現場では受け入れ態勢が整わず、結局病院に戻ってしまうケースや、介護保険のサービスを盛りだくさん使いながら何とか在宅生活を続けていけてるといったこともよくお聞きします。

低栄養やリハビリテーション栄養といった高齢者の栄養面についても耳にするようになり、在宅介護の現場での「栄養」の重要性も注目されてきていますが、実際に管理栄養士として従事している方の中で在宅介護に関わる方は非常に少ないのが現状です。

管理栄養士として、在宅介護の現場で期待されていることなどにアンテナを張り巡らせ、自分たちのこれからの可能性を広げることに注目して資格に恥じない地位の確立をもっともっと多くの管理栄養士が意識していかなければ、管理栄養士の必要性に疑問を持たれるのではないかと感じます。

自分自身は現在デイサービスでの生活相談員兼管理栄養士として従事させていただいていますが、正直管理栄養士として十分な働きができているかというと不十分なところもたくさんあると思います。

なので全然偉そうなことを言える立場ではないのですが、デイサービスの生活相談員として在宅介護の現場に直接的に関われる位置でご利用者様と接していると、本当にこの人たちの食事・栄養面での悩みに介入する必要性があるのは管理栄養士でなくてはいけないと感じています。

そう考えると、在宅介護の現場に介入している管理栄養士がはーと&はあとにはたくさんいます。

そんな管理栄養士のひとりとして自分も入っていることに誇りを感じるし、もっと自分たちのような形で働く管理栄養士が増えてくれることこそが、これからの在宅介護を支える一つの柱になると信じています。

本当に自分自身未熟なところがたくさんあり、お手本になること等できるかわかりませんが、少しでも自分たちのしていることを発信していき、管理栄養士が在宅介護の現場で当たり前に必要とされるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

長々と書いてしましましたが、結局は写真で紹介した本がなくても相談できる管理栄養士がすぐ近くにいる世の中になってくれればよいなということと、いつも通りそうなるようにこれからも頑張ります!!ってことでした(笑)


ちなみに写真の本と一緒に、念願のリットマンの聴診器を購入しました♫

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もともとはこちらを買う方がメインで本のほうがおまけでした。

頸部聴診のためにチェストピース部分が小さめの小児用のものにしました☆

少しでも使いこなせるようになればよいですが、、、



サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは。

サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

梅雨も明け、夏本番!

体調管理に気を付けて過ごしていきましょうね!

 さてサロンでは、7/1214に調理レクリエーションをしました。

メニューは、サンドイッチ。

卵サラダ、ポテトサラダ作りを中心に、その他の用意や配膳も

利用者様にお手伝いしていただきました

 

20~25人前のサンドイッチづくり。

利用者様によって介護度も違い、麻痺の有無、調理技術の有無、年齢が違う中、

なるべく皆さまに楽しんでもらえるよう

席配置や、調理工程にも配慮しました。

 

調理レクも日常動作のリハビリの一環です。

リハビリを担当する看護師や作業療法士も見守りながら

一緒に行いました。

 

男性や介護度の高い方には、レタスをちぎる作業や

パン、ハム、チーズを半分に切るなど単純な作業を主に担当していただきました。

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要支援の方や料理が得意な女性には、

シンクに立ってもらい、食材を洗い、

ピーラーで皮をむき、切る作業をお願いしました。

手を切らないか心配でしたが心配無用。

私よりも手際よく皮をむいてくださいました。

さすがベテラン主婦ですね!

下処理したジャガイモ、人参を蒸し、塩コショウ、マヨネーズで味付け。

それを人数分に分けていただきました。

 DSC00273.JPGDSC00303.JPG

立ち仕事が難しい方には、たまごサラダを担当してもらいました。

ゆでたまごを作り、皮をむき、

一人1~2個のゆで卵を各々フォークでつぶし、

塩コショウ、マヨネーズで味付け、それを人数分に分けていただきました。

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材料がそろい食材を冷やしている間に、口腔体操を。

テーブルと手を拭いて、食べる準備です。

 

12時には皆で配膳です。

男性も女性も関係なく、歩行が可能な方には協力していただき

お膳を完成させていきました。

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あとは各自パンに具を挟んでいただきます。

具の挟み方にも個性がありました。

一枚に1種類の具を挟む方、1枚に2,3種類の具を挟む方、

一枚のパンに具をのせて、ロール型に仕上げる方...

見ていて面白かったです。

嚥下、咀嚼困難な方には、

「あい~と」の食パン(パン粥ほどのやわらかさですが見た目は普通の食パン)を提供し、

皆で作ったポテトサラダ、たまごサラダを裏ごしして

召し上がっていただきました。

皆で作り、皆で同じ物を食べれることが何よりもうれしかったです。

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3日間ケガや事故なく調理レクを終えることができて一安心。

8月のサロンは夏祭りを実施する予定です。

楽しいイベントが盛りだくさん!の予定です★

お楽しみに~!!

 

調理レクの翌日は残ったパンでフレンチトースト★

おいしかったです(^_-)-☆

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サロン管理栄養士 兼 介護職員

柴田 満里子

 

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