食事療養のサポートを現場から発信

謹んで台風21号及び、北海道胆振東部地震災害のお見舞いを申し上げます。

先日の台風21号の影響で、マンションのテレビアンテナが落ちてしまい、我が家ではテレビが見られないという状況。

台風被害も、この度の北海道地震の被害も映像で見ていないため何とも言い難いのですが、きっと大変な想いをされている方が多いと思います。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く平穏な日々が戻りますよう、また復旧がなされますよう心よりお祈り申し上げます。

想定外の勢力の台風通過後、吹田・豊中市に向かいましたが、停電の影響でであちらこちらの信号機が機能していないという状況。

普段、信号機の「ありがたみ」なんて感じることが無かったのですが・・・信号機の交通整理に「ありがたみ」を感じました。

水道も電気も、ガスも信号機も「ありがたい」

復旧活動されている作業員の方がたにも感謝せねば。

当たり前の生活に感謝しないといけませんね。

5月から栄養指導に来られるようになったMさま。ご本人はお仕事の関係で一度もお目にかかれていないのですが奥様が指導に来られます。ご主人は私と同い年・・・

4月のHbA1cは13.1

お仕事は某清涼飲料水メーカーの営業さん。

ご本人の意識改革に・・と始めた週4日のカロリー調整食の配食。

夜食禁止や食事量のコントロール、スナック菓子の禁止も併せ頑張った甲斐あり順調にHbA1cも下がって・・・

8/4にはHbA1cが7まで下がりました。

意識改革で始めた配食。結果も出て、そろそろご卒業されますか?と確認したところ・・・

「本人はまだ継続すると言っています。」との返答が。

「まだ、本人的にはこの食事があるから・・と安心できる部分があるようで・・」と奥様も苦笑い。

お守りみたいなようなもの??

まだ、40代。糖尿病とのお付き合いはまだまだ長く続きます。

今は週4回の「お守り的なお弁当」ですが、数値安定が継続できれば「普段の食事に注意しましょう、というメッセージ定期便的なお弁当」として週1回を長くご利用頂くことで合併症予防にお役立て頂きたいものです。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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6月の地震で食器がかなり減ってしまった我が家。もう増やさないでおこうと思っていたものの・・・

小鉢がないとやっぱり不便だわ・・と食器屋さんへ。

思わず、小鉢じゃないけど可愛い♪と購入した備前焼の小皿。

お気に入りの食器で料理熱も上がる・・ハズ(^^;

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

57年ぶりの強烈な台風の中、配食を完遂された京都・北摂の全配送員さんに心から感謝いたします。全員、無事に帰ってきていただいてほっとしました。

例年にない、大雪・地震・豪雨・台風と災害続きの年で、これまで以上に危機管理をどうしていくかという課題に直面している日々ですが、全員の安全を確保しつつ、お届けできるサービス体制をしっかり作っていきたいと思います。

さて、カスタマーセンターに新しいメンバーが加わりました。

管理栄養士の篠原君(男性の管理栄養士です) まだ、研修期間中のためブログデビューはできませんが、いずれ皆様に正式に挨拶させたいと思います。そんな、新人教育の為に、また業務の見直しに今回カスタマーセンターの業務マニュアルを改訂しました。全部で110ページ越えのボリュームになり、改めてこれだけ多岐にわたる業務をカスタマーは行っているのかと客観視できました。効率化できるところはスリム化し、無駄な部分や価値が不明瞭な点は改善や削除して、より価値の高いカスタマーサービスを提供できるセンターにしていきたいです。

食生活に不安や不都合を抱えている人のお役にたつためには、その原因や要因に気づいてあげることが大切です。

気づきの感度を上げる。そのためには3つの見える化に取り組みましょう!

(と先日参加したリスク管理の講習会でも話されていました)

気づく感度が低下すると、見逃し・見送り・見過ごしが起り、リスクを極大化してしまいます。リスクを極小化するにはその感度を上げることです。

3つの見える化

1つめの視える化。三現主義で問題の発生を捉える。

2つめの観える化。問題を感覚(目・耳・鼻)と感性(変だなと感じる力)で観察する。

3つめの診える化。問題の真の要因を知る。

ための仕組み作りと教育を行っていくこと。

マニュアル改訂をきっかけに、見える化も推進していきます。

ブログ内容とは関係ないですが、快晴の海。毎日こんな穏やか日々が過ごせますように。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

また別の患者様(60代・男性)のお話ですが、先日他病院からの転院で来られた方が来院されました。

BS185・HbA1c8.0とどちらも高い値の方で、栄養指導自体受けるのは初めてと言われ、今の食生活についてのお話を聞かせていただきました。

糖尿病歴は5年ほどで、食事も昔はお肉やラーメンなど好きなものを好きなだけ食べていたが糖尿病と診断されてからは野菜中心・和食中心の食事に変え、野菜からよく噛んでゆっくり食べるようにしているとの事。

運動も平日は会社への往復40~50分歩いたり、土日はジョギングをされていました。

お酒も飲まれない方で食事や運動内容を聞く限りでは特に問題が見当たらなく何でこんなに数値が悪いのかな?っと思っていたのですが、水分補給について聞いたときに問題が見つかりました。

「水分はこまめに摂るようにしていて一日に2L以上は飲むようにしています。カルピスが好きで毎日500mlのペットボトル1本は飲んでいます。他にもコーラなどの炭酸飲料1本・スポーツドリンクを2本飲んでいます」との事。

食事と運動はしっかりされていたのですが、水分補給で糖分の多いものをたくさん飲まれていることが原因でした。

ペットボトルの飲料と角砂糖が並べられている写真を見ながら、飲み物にどれくらいの砂糖が使われているか説明するととても驚かれていました。

カルピスで角砂糖18個・コーラが15個・スポーツ飲料が6個(×2本)と合わせると、毎日角砂糖45個分の砂糖をとっていたことになりますね(^^;)

カロリーも高く飲み物だけでも、550kcalと1食分ぐらい摂っていたことになります。

本人様はカルピスはさっぱりしているし、スポーツ飲料も体にいいと思っていたと目からウロコ状態でした。

食事改善にとてもやる気のある方で、「明日からはお茶かお水に変えるようにします!」と改善の糸口が見つかられたようでした。

次の栄養指導の時に改善がみられるといいのですが・・・(^^)

渡月橋

右京区を担当しており渡月橋付近をバイクで通ることが多く、これから秋になり紅葉を見るのが楽しみです☆

京都管理栄養士 

竹輪美里

こんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(^-^)/

まだまだ暑い日が続いていますね(^▽^;)

バイクで走っていると、お昼過ぎからどんどん暑くなっていくのを肌で感じています。

台風で雨が降った日の夕方に、会社から虹が見えていました☆

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5月に栄養指導を行っている糖尿病のクリニックの患者様(女性)から「大好きなチョコも控えているのに、HbA1cが9%台から改善しないので、とてもモチベーションが下がっている」とのご相談がありました。

元々甘いもの(特にチョコレート)を好まれており、食事を減らしてでもお菓子は食べたいと思われている方でした。

間食としてのお菓子をゼロにするということはどうしてもできないと言われており、ハイカカオのチョコレートを少量食べていただくようにお話していました。

HbA1cが9%台と高いため、今のお食事内容を再度ヒアリングすると、チョコレートは減ったがその分シュークリームやアイスの食べる量が増えていらっしゃいました。

このままでは合併症のリスクが高くなることをお話しし、①間食はおやつの時間ではなく、運動する前か食事と一緒に食べること。②1日1種類を少量で食べ過ぎないこと③糖質の少ないものを選択すること、を次回の目標として行っていただくことになりました。

8月の栄養指導では、指導室に入った時に「3か月間、3つのこと守ってきたんですが今回数値はどうでしょうか・・・?」と不安にされていましたが、血液検査の結果を確認すると、5月のHbA1c9.5が7.2まで改善されていました!

結果を聞き本人様も、「しっかりし間食コントロールしたことが結果になって安心しました。良かったです。」と笑顔を見せていただきました。

糖尿病の食事療養は、継続することが大事なので引き続き今の間食の量を守っていただくようにお伝えすると、「そうですね、これを継続しないとまたHbA1cが戻ってしまうからね。」と納得され、数値が改善されたことでモチベーションも高くなられていました。

→クリニックでの栄養指導②へ

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美