新年明けましておめでとうございます。管理栄養士の篠原大之です。
2020年は、東京オリンピックの年!!日本中が全世界から注目される年になるかと思われます。全世界は難しいかと思われますが、ちなみにの話から気になる情報をどんどん発信していけたらなと思っております。本年度もよろしくお願いいたします。
さて、今回は1月7日と言えば...そう!! 七草がゆの日です。セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。小学生の頃、先生に暗記するようにと言われ必死に覚えた記憶があります。七草がゆを食べる習慣は江戸時代に広まったと言われています。では、なぜ七草がゆを食べるようになったのでしょうか?七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うと言われました。七草がゆが定着した背景には、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあり、この日に七草がゆを食べることで、新年の無病息災を願うようになりました。それぞれに意味や効能があります。
芹(せり) 芹には、「勝負に競り勝つ」という意味合いが込められています。胃を丈夫にする効果や、解熱効果、利尿作用、整腸作用、食欲増進などの効果があると言われています。
薺(なずな) 薺には、「なでることで汚れを取り除く」という意味合いが込められています。解毒作用や利尿作用、胃腸障害やむくみに効果があると言われています。
御形(ごぎょう) 御形は、仏の体をあらわしており、咳や痰、のどの痛みに効果があると言われています。
繁縷(はこべら) 繁縷は、「繁栄がはびこる」という意味合いが込められています。胃炎や歯槽膿漏に効果があると言われています。
仏の座(ほとけのざ) 仏の座は、仏の安座という意味合いが込められています。胃の健康を促し、食欲増進の効果があると言われています。
菘(すずな) 菘は、神を呼ぶ鈴という意味合いが込められています。胃腸を整え、消化を促す効果があると言われています。
蘿蔔(すずしろ) 蘿蔔は、汚れのない清白という意味合いが込められています。風邪予防に効果があると言われています。
毎年、スーパーで七草がゆセットが販売されています。七草がゆを食べてこの1年を元気に過ごしましょう!!
先日、平安神宮へ初詣に行って参りました。皆様にとってこの一年が素晴らしい年になりますように!!