皆様こんにちは!!管理栄養士の篠原大之です。日中は暖かく、朝晩は冷える時期。桜の満開も近づいておりますが、寒暖差には十分ご注意ください。さて、この頃スーパーでは、春野菜の陳列コーナーをよく見かけます。中でも今回は、春キャベツについてお話させせいただきます。春キャベツは、ビタミンCが豊富なことで知られ、キャベツの葉2枚でレモンの約3分の2個分に相当します。これは、一日に必要な量の2分の1弱がキャベツの葉2枚で摂取できることになります。また、キャベツならではの成分として、ビタミンU(キャベジン)が挙げられます。胃粘膜の保護、傷ついた粘膜の修復や肝機能の回復にも効果があるとされています。キャベツには、食物繊維も豊富に含まれているので、便秘の改善や肥満予防などの効果も期待できます。
今回は、春野菜のもつビタミンやミネラルなどの栄養素を、まるごと食べることができる、「ミネストローネ」をご紹介します。ちなみに、ミネストローネとはイタリアの料理で具だくさんのスープのことです。
鍋で、春キャベツ・人参・アスパラガス・大豆・ウインナーをにんにくとオリーブオイルで軽く炒めます。その後、トマト缶と水、調味料(塩コショウ・コンソメ)を入れて煮込めば完成です。とても簡単で、煮込むことで野菜のかさが減り、生ではなかなか食べることが出来ない量の野菜を食べられます。また、スープを飲むことで流れ出た栄養もしっかり摂取できおススメです!!春野菜を使って、オリジナルのミネストローネを作ってみてはいかがでしょうか。