こんにちは(^^)
管理栄養士の阪部です。
暑い暑いと言っていたら、金木犀が香る季節になりました!
体調管理が難しい季節なので、私は「早めに」「念のために」を心掛けて、服装や布団の準備をしています。
さて今回は「はあとバランス」について、あらためてお話ししたいと思います!
「持ち帰り弁当」の回でもお話しした通り、健康寿命を延ばすためには低栄養やフレイルの予防が重要だという考えで「はあとバランス」を開発しました。
厚生労働省が定める栄養基準と、弊社の管理栄養士たちの経験・想いを元に社内の基準を設定しています。
厚生労働省では、75歳以上の身体活動レベルⅠの場合、
エネルギーの推定必要量は、男性で1800kcal/日、女性で1400kcal/日、
蛋白質は、男性60g/日、女性50g/日の摂取を推奨しています。
「はあとバランス」では、1食分のおかずだけで、
平均でエネルギー300kcal、蛋白質20g摂れるよう献立を作成しています。
ごはんやパンなどの主食や味噌汁を含めるとさらに十分なエネルギー・たんぱく質を確保することが出来ます。
また、塩分に関しては厚生労働省の食事摂取基準で18歳以上の男性7.5g・女性6.5g/日以下が目標とされており、「はあとバランス」も塩分に配慮してメニューを作成しています。
しかし、「減塩が良い」というイメージで必要以上に減塩の食事にしてしまうと薄味になり過ぎて食欲が落ちてしまう場合があります。
減塩は生活習慣病を予防するためには大切なことですが、高齢者にとっては食欲が落ちてしまうと低栄養やフレイルにつながるため逆効果です。
「はあとバランス」は、食事を美味しく食べきっていただくため、「減塩だから仕方ない味」にならないよう工夫しています。
ふんだんに使用している出汁は、うるめ鰯やサバなどの混合だしで、私のお気に入りポイントです!
現行のメニューについても味付けや食感などをブラッシュアップしたり、メニューの入れ替えも考えており、進化させていきたいと思っています!
(試作品の様子と栄養価の計算表)
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