デイサービスから、訪問看護ステーションに配属になり半年が過ぎ、訪問する利用者の方々といろいろなお話をさせていただく機会が増えました。

私の名前は「可児」かに、と言います。「岐阜県可児市出身の可児です」とお話しさせていただくのですが、やはりこの辺りでは珍しく、「かじさん」「かごさん」と呼ばれることもしばしばあります。
そんな中、先月から、大河ドラマ「麒麟がくる」の放送が始まり、今まで覚えにくかった私の名前を、訪問する利用者さんや、ご家族から急に呼んでいただけるようになりました。主人公「明智光秀公」の生誕の地として私の故郷の「可児市」が取り上げられたことがきっかけです。皆様、どうぞよろしくお願い致します。

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さて、寒さも本番となりましたが、中国の武漢市から広がっている新型肺炎、最近ニュースもこの話題で持ち切りです。皆様も今一番気になる事ではないでしょうか。
新型コロナウィルスの感染を防ぐには、丁寧に手を洗うことが大切です。
ここで、手洗いの方法について紹介します。

<手洗い・爪までしっかり>
①水でぬらした手に石けんをつけ、両手を合わせて、手のひらと甲をしっかり洗う。
②指と指の間は、両手を組むようにしてこする。
③指先や爪の間の汚れを取るように、爪を立てるようにして反対の手のひらでゴシゴシ洗う。
④親指はもう一報の手のひらで包むようにしてきれいにする。
⑤手首の汚れも忘れずに落とす。
⑥最後は、水でよく石けんを洗い流す。石けんがない場合は流水でしっかり洗う。手洗い後にアルコール消毒をすると、より効果的です。

<マスク>
マスクは、感染者や、感染の疑いがある人が着ければ、せきや、くしゃみのしぶきの飛散を抑えることができるので、周囲への感染の拡大を防ぐことができます。
感染していない人がマスクを着用した場合の感染防止の効果は限られているとのことです。なんと!新型コロナウィルスの直径は1万分の1ミリメートルで、マスクの生地の目よりも小さく、素通りしてしまうことが多いと言われています。

体にウィルスが入らないようにするために、手洗い・うがいが1番だそうです!結局、インフルエンザを予防することと同じですね。
こまめに手洗いをすることは、日々面倒に感じることもありますが、自分のためはもちろんのこと、一緒に暮らす家族のためにも徹底していきたいですね。

訪問看護ステーションに配属となり、3ケ月が過ぎました。
様々な新しい経験をさせて頂いているのですが、その中でも初参加させて頂いたのが、地域包括支援センターが主催されている地域ケア会議です。

地域ケア会議は、自立支援・介護予防の観点を踏まえ「要支援者等の生活行為の課題の解決等、状態の改善に導き、自立を促すこと」を目的とし、他職種で、症例に対して意見を出し合う場です。

具体的に、地域ケア会議の視点として
1.生活上の支障(困っていること)・要望(どうなりたいか)は何かを考える。
2.置かれている状況(環境)を考える。
3.心身機能低下の背景・要因を分析する。
4.解決すべき生活課題(ニーズ)と可能性
把握する。
を踏まえてその方のQOLの向上にはどのようなアプローチが必要かを考えていきます。
地域ケア会議に参加されている方は、医師、薬剤師、PT、OT、ST、歯科衛生士、ケアマネジャー、サービス提供事業所、包括、行政、管理栄養士、等です。

厚生労働省は、「地域ケア会議」を活用し、地域課題の発見・把握、地域づくり・資源開発の検討、政策形成(社会基盤整備・介護保険事業計画等の 行政計画への位置づけなど)をして、地域包括ケアシステムの実現へとつなげる事を示しています。

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地域に根ざしたサービスを目指す為には、茨木市の社会資源や、サービス事業所者間の横の繋がりがとても重要になると感じています。そう言った意味でも、ケア会議の場でまさに横の繋がりが出来ていくと思います。その方の希望実現の為に、専門職としての視点で課題の発見・助言できる力をつける事と、他職種の方と同じ目的のために、力をあわせて働くことだと思いました。そして、一番大事なのが、利用者様の具体的な目標を掴み、ご自身のなりたい姿に寄り添う事です。訪問時も、日々意識はして利用者様に向き合うようにしております。

今年も、様々な出会いを大事にして、利用者様の目標を達成できるようサポートできたらと思います。宜しくお願いします。

旧年中は一方ならぬご愛顧を賜り心より御礼申し上げます。

管理者になりあっという間に一年が経過しました。この一年で様々なお宅にお邪魔し、その度に小さな選択の積み重ねがその方の人生を作っていて、今に繋がっているということを感じてきました。

2020newyear.jpg日々の何気ない選択は普段の思考からなされており、やはり「思い」というものは大切だと考えています。しかし仕事においては現実主義というのか、見えるものにしか説得力がないように感じていて、思いが大切と思う自分の気持ちが、仕事の中で発揮される機会が非常に少ないことに若干の違和感を覚えながらも、あっという間に過ぎ去った一年でした。

違和感の理由を探す中で、今思うことは、仕事で熱い思いを機能させるためには、それと同じ、もしくはそれ以上の冷静さが必要ということです。必要な時を見極める冷静さと、相手に合わせた形で伝える優しさがあれば、仕事の中でも思いを表現する機会は出てくると感じています。管理者一年目の私は、思いはありつつも、それを表現する余裕はなく、ただただ仕事をこなすのが精一杯だったように思います。ありがたいことに仕事のご依頼も沢山いただき、波のようにやってくる依頼に必死に乗り切ってまいりました。

今年は訪問看護を通して、思いも伝えていける一年にしたいと思っています。これからも訪問看護ステーションはーと&はあとを宜しくお願い致します。

寒さも日に日に厳しさを増し、冬本番です。体調を崩されてはいませんか。今年も残りわずかとなりましたが、皆さまはこの一年をどのように過ごされてきたでしょうか。私は5月の連休明けから、はーと&はあとで勤めさせていただくことになり、生活のリズムが大きく変化した年となりました。去年の今頃は仕事に復帰している自分など想像もできませんでしたが、家庭との両立が忙しい中にも、訪問で利用者様やご家族様に会える楽しさを日々感じさせていただいています。

そんな私のコミュニケーションについての話を聞いてください。我が家の一番上の娘は、重度の知的障害があるため、ことばの理解にかなり制限があり、話すこともできません。そんな娘と私たち家族はコミュニケーションをとるために、顔の表情や仕草などに頼るしかありません。娘は人と触れ合うことが好きで、いつもニコニコしています。歌を聴いたりことばにならないもののメロディーを歌うことが大好きです。そんな娘が笑顔を見せなかったり、食事を食べたがらなかったりといったいつもと違う様子を見せた時に、私たちは娘の体調の悪さに気付きます。大好きな歌のDVDを買ってもらった時、大好きなお散歩へ出かける時、娘は満面の笑顔にキャッキャと大きな声を出して飛び跳ねて喜びを表現します。そこにことばはありませんが、気持ちはたくさん伝わってきます。

私がリハビリのために訪問させていただいている利用者様は、脳卒中などの病気によって言語障害や嚥下障害のある方たちです。皆さん症状は様々ですが、言語障害があると、相手の話がうまく理解できなくなったり、自分で考えていることをうまくことばで伝えられなくなったりします。言語聴覚士は言語障害の機能回復や機能維持を目的に訓練をさせていただきますが、それにプラスしてコミュニケーションの大切さを伝えさせていただいています。ことばは深く、コミュニケーションの貴重な手段です。でも、コミュニケーションの手段はことばだけではありません。顔の表情や仕草はもちろん、指差したり、絵で表現したり。ことばが使いにくくなってしまったために、コミュニケーションを取ることを諦めてほしくないのです。

娘はトイレに行きたい時、お腹をポンポンと叩いて教えます。ことばにはかなわないかもしれませんが、手段にこだわらず、伝えることと伝わることを大切にしていただきたいと思います。

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