新型コロナウイルスの感染拡大で1年以上自粛生活が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

利用者様宅への訪問時は感染対策を徹底しています。

2年前に、くも膜下出血を発症した方で、水頭症の術後、高次脳機能障害がある50代の女性のお話をさせて頂きます。

(※高次脳機能障害とは、脳へのダメージを原因として知的な機能に障害が出て日常生活や社会生活に支障を来す状態を指します。)

 去年の10月に自立支援型の施設を退所され、自宅に戻られました。左半身・左顔面の痺れ、痛みがあり特に口腔内の違和感を訴えておられました。社会復帰に繋がるリハビリを理学療法士、言語聴覚士が行っています。栄養ケアで訪問した際、「食事時間が辛い、悲しくなる」と発言されていましたが、ケア開始から4ヶ月経ち、食事に対するお気持ちにも変化がみられ「この前、お好み焼きを食べて美味しかった。お餅が好きで以前はよく食べていて・・」と話して下さるようになりました。

言語聴覚士の提案で、感染対策を徹底し、ご自宅で「もちレクリエーション」を開催しました。素敵な笑顔で、「美味しいし楽しいね」と、ぜんざいとみたらし団子を食されていました。

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噛みきりやすい「豆腐白玉もち」を一緒に作りました。これからも食べる事は楽しみで生きる喜びである事を共に実感できるような関わりができたらと考えています。

〇豆腐の白玉もち レシピ〇   

【材料】

・白玉粉 100g(3:1の割合で上新粉でも可)

・砂糖 小さじ2

・絹こし豆腐 80~100g

【作り方】

①ボールに材料をすべて入れ耳たぶ位の軟らかさに練る。

②①を食べやすい大きさに丸めて指先で少し押しつぶし、たっぷりの熱湯に入れる。

③浮き上がってきたら1~2分茹でて氷水に取りザルに上げる。

お好みで、みたらしのタレをかけたり、こしあんを添えて食べてみて下さいね♬

2021年度にあたって、スタッフに伝えた想いをブログとして残しておきたいと思います。以下はスタッフに話した内容です。

突然ですが、みなさんは過去に戻ってやり直したいことはありますか?

2021_4b_yamamoto.jpg私は高校に戻って、もう一度インターハイに挑戦したいと思うことがあります。少し余談になりますが、私はテニスが大好きで、中高とテニスをしてきました。中学の時に読んだテニス雑誌に「6年連続インターハイ出場」と掲載されていた高校に進学し「厳しくてもいい」「強くなりたい」の一心で過ごした選手時代でした。

ところが、私達の入学と入れ違いで名監督は異動されていました。名監督が育てた先輩まではインターハイに出場しましたが、その翌年からはいけず、私たちも団体戦:県3位、個人戦:シングルス3位、ダブルス2位で、インターハイ出場はなりませんでした。私は当時キャプテンで「チームが勝つためにどうしたらいいか」「何をしたら強くなるか」それしか考えていないテニス生活でした。

なかでも、一番悲しかったのが、先輩方をインターハイに導いた名監督ならぬ、鬼監督(←監督すみません)が私たちの引退する年に戻ってこられたのです。4月から引退までの数ヶ月でも「少しでも強くなりたい」「厳しくてもついていく!」と思う私の気持ちとは裏腹に、鬼監督はめちゃくちゃ優しかったのです。それが伸び代のなさを物語っていて、凄く悲しかったことを覚えています。それによって私は「監督の影響でチームはいかようにも変わること」を強く学びました。

前置きが長くなったのですが、私からみなさんに伝えたいのは、私が管理者としてどんな事務所に導いていきたいかということです。目指すのは「利用者のために、最高のパフォーマンスを発揮できる強いチーム」です。そのために①利用者のために最善を尽くす②ルールを整える、この2点を実行していきます。それは管理者になったときから、ずっと変わらない思いです。

①利用者のために最善を尽くすについては、迷った時に「自分の関わりが利用者のためになっているのか?」をいつも考えてほしいのです。私たちはプロです。志を高くもち、いつも軸はただひとつ「利用者のためになっているか?」。利用者のことを考えると、時には心を鬼にして厳しいことを伝えないといけない場面もあると思います。そこに立ち向かう勇気と努力、その積み重ねが出来るかどうかで、その後の結果が変わると思っています。

つきつめて考えると、人の能力なんてさして変わらないと思いませんか?だって、こんなに難しい日本語をみんな使いこなしているわけですから。それは"場数を踏んでいるから"に他ならないと思っています。

仕事にも同じことが言えて、場数を多く踏んでいる場面は自信を持って行動できます。反対に場数を踏んでないことに、自信を持って行動するのは難しいですが、臆せず挑戦し続けることで、自分の守備範囲が徐々に広がっていくと思います。だから私は、利用者のために「工夫と挑戦」をし続けることをみなさんに期待しています。

②ルールを整えるについては、ずっと私が意識してやってきたことが、みなさんに伝わっているとは思います。ですが、まだまだ道半ばなので、これからも整え続けていきます。

ところで、みなさんはテニスのルールで、ライン上に落ちたボールがインかアウトか知っていますか?これを仕事に置き換えると、オンラインの判断を「Aさんはよく頑張っているからイン」「Bさんは遅刻ばかりするからアウト」というような判断をされる場面があるように思います。私は、それを絶対やりたくありません。スポーツのように正々堂々と、ルールにのっとって成長していけるチームを作っていきたいと思っています。(答え:ライン上に落ちたボールは、少しでも乗っていたらイン)

では、みなさん。イメージしてもらえますか?「これから、みなさんに画用紙を配りますので、自由に好きな絵を描いてください」

描きづらいと感じませんでしたか?けれど、これを「紙に♡をかいて、そこから思い浮かんだことを描いてください」に変えるとどうでしょうか?格段に描きやすくなると思います。この例からもわかるように、職場において「無法地帯ほど働き辛いことはない」と思っています。道路交通法があるから安心して道路を走れますし、ルールがないと事故が起こります。

私はみなさんを守るために「わかりやすいルール」をこれからも整えていきます。ルールについても、細かいことや厳しいことをこれからも言います。なぜなら、そこには譲れないこだわりがあるからです。それは、ルールを整えた先、最終的にたどり着くのは「ケアの質向上」だからです。

みなさんが、いきいきとやりがいを持って働くことは、必ず利用者のためになります。一見すると、そうはみえないこともあるかと思います。けれど忘れないでほしいのは、全ての選択の根底にあるのは「利用者のためになるかどうか」であることです。私はルールを「ケアマネジャー」「スタッフ」「会社」と整え、みなさんは「利用者」とルールを具現化していくのが役割だと考えています。

これからも数字に伴う中身を、しっかりと築き上げていきます。(利用者127名  2021.3.31現在)。時に鬼監督かもしれませんが、笑顔でみなさんと一緒に頑張ります。2021年度もよろしくお願いします。

桜が咲き始め、暖かくなってきましたね。バイクでの訪問も心穏やかになってきました。
先日、東日本大震災から10年が経過しました。ここ数年は水害も多く、南海トラフ地震もいつ起こってもおかしくないと言われています。皆様は防災対策されていますか?

お恥ずかしながら、我が家はいつか準備をしよう、準備をしよう...と先伸ばしにしていましたが、ようやく準備に取り掛かりました。あまり物を増やしたくないのですが、ローリングストックが推奨され、これならば我が家でも出来る!と思い始めています。
災害発生から3日間は、救助や応援が来られないことも踏まえた準備が必要と言われ、首相官邸のホームページでは、大規模災害発生時には1週間分の備蓄望ましい、と記載されています。

●一般的な準備food.jpg
・飲料水3日分(1人1日3リットルが目安)
・食料品3日分(カップ麺、缶詰、ご飯、ビスケット、板チョコ、乾パンなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器
・衣類、下着、タオル、毛布
・洗面用具、ティッシュ、ウエットティッシュ、トイレットペーパー、マッチまたはライター、ろうそく、カセットコンロ、マスク、消毒液、など。

●療養されている方drug.jpg
・お薬(7日分備蓄しておくとより安心です。)
・お薬手帳(コピーまたはスマートフォンや携帯電話でお薬手帳を撮影しておきましょう)
・介護食(普段食べている食事形態の準備を)
・とろみ剤
・おむつ
・筆記用具(難聴や聴覚障害の方は、あるとコミュニケーションが取りやすいと思います)

人工呼吸器、吸引器、HOT(在宅酸素療法)の酸素供給装置、電動ベッドなど、電気が必要な医療機器を使っている方は、日頃からバッテリーの充電をする等、停電時の対策を確認が必要です。(必要な事態にならないことを祈るばかりですが...)

新型コロナウイルスが蔓延している現在、感染予防対策・3密回避など、今までに増して防災の準備や対策が必要かと思います。備えあれば憂いなし!ご自身・大切な方の身を守るために、一度見直してみてはいかがでしょうか。

まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
作業療法士の福田です。新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が発出され、なかなか外出が出来ませんが、日々の生活の中で、楽しみや適度な運動を取り入れながら過ごしていく工夫をしましょう。

私たちも感染予防対策として、体調管理、マスクの着用、手洗いや消毒等を行いながら訪問させていただいています。
訪問リハビリの際は、利用者様とのコミュニケーションを大切にしています。何気ない質問でも、昨日何をしていたかな?何を食べたかな?と振り返り考えることは、脳の活性化につながります。また、会話の中で実は昨日こんなことがあって...。と、些細なことでも、利用者様の体調の変化や、困っていることを知ることが出来ます。そんな気付きを大切にしていきたいなと思います。

さて、先ほど ″脳の活性化" という言葉が出ましたが、指先を動かして使うことも、脳を刺激して活性化させる効果があるといわれています。指を使った体操や遊びもその中の一つです。座ったままでも出来、道具を必要としないため、少しの空いた時間で行えますので、一部を紹介します。

まずは、ゆっくり指の動きを確認しましょう。両手をパーのカタチに開いて号令に合わせて一本一本の指を曲げて指折りします。慣れてきたら、歌を歌いながらリズムよく行ってみましょう。指を動かしながら歌う、という違う動作を同時に行うこと(2重課題)でより脳への刺激となります。

《小指と親指を左右交互に出す指体操》♬ 「もしもしかめよ かめさんよ~」
指体操.jpg

スタート:手を握る
①右の親指と左の小指を立てる
②立てた指を閉じる
③右の小指と左の親指を立てる
④立てた指を閉じる

訪問リハビリでは、担当スタッフが自宅で行える自主トレーニングをお伝えしています。コロナ禍でも動かない時間を減らし、ご自宅でも出来るちょっとした運動を心がけましょう。