初夏の訪問

 5月だというのに最高気温を記録した、というニュースが流れていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。体が暑さになれないうちに急に気温が上がり、クーラーを入れずに高温や湿度の高い環境で過ごされていませんか?

 最近、訪問にうかがうと室内が暑くなっているのに窓も開けず、汗もかかずに普通に生活されていて、びっくりすることがよくあります。夏になるとテレビの天気予報やニュースで「今日は暑くなるので我慢せずにエアコンを入れましょう」と流れていますが、訪問先で実際に猛暑のお部屋に遭遇し、利用者様のお話を伺っていると我慢しているわけではなく、暑さを感じていないだけなのだと気付かされます。
 暑いお部屋に入り、風を通したりエアコンをお勧めすると、「今日は暑いのか?室内にいると暑いかどうかわからんわ」と話されることも多くあります。でも、室内の温度が下がると「気持ちよくなったわ」と話され、しっとりしていた皮膚もさらっとします。

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 訪問時は環境を整えて帰りますが、次回訪問時も同じように猛暑のお部屋で過ごし、エアコンを切ってそのままつけてなかった、ということがよくあります。今年も「お茶を飲んでください」「エアコン入れましょう」といい続ける季節がやってきました。改めて、高齢の方々にはいろいろな人が関わることが大切だと日々感じています。