2022年のご挨拶

寅年.jpg謹んで新年のお慶びを申し上げます。本年もスタッフ一同精進し、利用者が安心してご自宅で暮らせるように看護・リハビリを行なう所存です。皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年を振り返り思い浮かぶのは、日本でのオリンピック開催ではないでしょうか。各選手の熱戦に心動かされた瞬間について、利用者さんやスタッフと話ができたのは、喜ばしいことでした。感染対策に重点を置いて開催された、史上初のオリンピックといえるのかもしれません。私たち訪問看護の現場でも、長引くコロナ禍で、リモートと対面におけるメリットとデメリットのバランスをとる1年だったように思います。現在も直行直帰とリモート勤務を継続し、必要時には顔を合わせる機会を設けながら、事務所運営に取り組んでいます。

私は管理者になり4年目を迎えました。現在のスタッフは常勤・非常勤の訪問スタッフ、事務員を合わせて16名となり、利用者も158名となりました。管理者として、自分の強みを活かし、弱みを補填するために内観する機会が増えました。振り返ると、自分が得た気づきを糧に試行錯誤した結果が「医師・関係機関とのスムーズな連携方法の構築」「新規利用者の相談から利用開始までの流れの確立」「訪問に出ているスタッフとのタイムリーな情報共有の仕方」に繋がったと思っています。これからも気づきを大切にし、主治医ならびに関係機関と連携して在宅療養の支援に努めます。

また、仕事の中で大切にしているのは「相手のニーズに寄り添うこと」です。ニーズを的確に把握するために相手の話を傾聴し、その上でニーズに応える為のアプローチをしていくこと、この2点を忘れないようにしています。これらはスタッフにも意識してもらえるよう、折に触れて話をしています。仕事を通して成長したいという "プロとしての気概" を持ったスタッフと共に、仕事ができることを嬉しく思っています。

2022年も、訪問看護はーと&はあとが皆様のご期待に添えるように、組織力の向上に努めて参ります。今年もどうぞよろしくお願い致します。