作業療法士の川部です。
入職してから8カ月が経ちました。入職当初から訪問に行かせていただいている利用者様とは8カ月のお付き合いになります。時間が経つのはほんとうに早いものです。
訪問に行かせていただいていると、利用者様から嬉しいお言葉をかけていただくことがたくさんあります。その中のひとつを紹介させていただきます。
先日、リハビリ中にある利用者様から「いつもありがとう。毎週来てくれるこの時間を楽しみにしている」と声をかけていただきました。いやいやとんでもないです!と思いながらもとても嬉しくてあたたかい気持ちになりました。
リハビリ=訓練、きつい、辛い というイメージをもっている方もいるのではないかと思います。時にはきついこともあるかもしれませんが、その方にとってのリハビリが楽しいものとなっていてよかったなぁと嬉しく思いました。
日本作業療法士協会の作業療法士Q&Aに「どのように関わると意欲向上につながりますか?」というものがあり、その回答の中に、『関係性を築きながら、「何をしている時に楽しさを感じるか?」をお聞きします』とありました。
これを読んで"楽しい"という気持ちは、リハビリでも勉強でもダイエットでも何をするときでも、とても大切な事なのだと学びました。どんなことでも楽しむことで集中力がアップする、上達が早くなる、目標達成が早くなるなどのメリットがあるのではないでしょうか。
訪問させていただく中で、利用者様がどんな時に楽しいと感じるのか、身体が良くなったらどんなことをしたいのか、どんな生活を過ごしたいと思っているのかなどお聞きしながら、少しでもリハビリへのモチベーションが上がったり、リハビリが楽しいと感じてもらえるような関わりをしたいと思っています。
私はご自宅を訪問してリハビリをさせていただいている立場ですが、私自身が利用者様から元気をいただいている事がたくさんあります。いつもありがとうございます。これからも利用者様の生活が少しでも豊かなものになるように、お手伝いできればと思います。