食事療養のサポートを現場から発信

恐縮ですっっ

こんにちは。めでぃはあと北摂の中村です。
満開だった桜もいよいよピークを迎え、この雨で少し散り始めましたね。
桜の時季はホントに一瞬。なんだかちょっと寂しい気もします。

でも・・・実は、私は花が散り終わった後の「葉桜」が大好きで・・・。
5月生まれのせいか若葉が青々と茂る桜を見ると無性にチカラが沸いてくるような気が
して・・・これから迎える5月は1年で一番私が元気な時季かもしれません(笑)


さてさて、桜の花や季節の移り変わりからも元気を貰いながら日々を送っている私ですが、
やはり何よりもパワーを頂けるのは担当のお客様からの喜びの言葉です。
「はーとさんの食事で体調が良くなったよ」「いつもありがとう」「ホント、助かってる」等々。

疲れたなぁ~と思ってる時などは、更にお客様からのこの言葉が身体に浸みます

一言「ありがとう!」と声を掛けて頂いただけでもジィ~ンとしてしまう時が多いのですが、
先日、こちらが恐縮してしまうくらい感謝の言葉を頂いたお客様がいらっしゃいました。

それは、茨木市在住の透析食を利用されている方(以降W様と書きます)の奥様からでした。

W様の奥様との出会いは昨年の12月。
ご主人が入院されている病院のソーシャルワーカーさんから「急なんだけど、退院後の
食事の件で相談に乗ってあげて欲しい方がいる」とお電話があり、その病院の相談室
でお会いしたのが最初でした。

W様のご入院は透析導入の為のものだったので、ご退院後の奥様の負担を軽くする目的
でも透析食の利用が必要との判断で当社が呼ばれていたのですが、私が食事の説明を
している間中、奥様はとても不安げにしておられました。

「うちの主人は好き嫌いが多くて、ちょっと気に入らないと食事を食べなくて・・・。私も
透析食なんて言われてもどうしていいか分からないのでお願いしたんですが、配食を
取っても続くかどうかわからないんですよ・・」
としきりに配食が継続出来るかどうかに不安を抱いておられたので、相談の結果、まず
1ヶ月間だけ1日おきで利用してみよう・・・ということになりました。


あまりに奥様が不安がっておられたので、私もW様の配食開始からはどきどきしながら
過ごしていたのですが、スタートから数日たった配送日誌に「W様の奥様から『美味しい
と言って喜んで食べている』とお声あり」との報告を見つけた時は、ちょっとガッツポーズ
をしてしまった程でした。

それから約4ヶ月、現在でもW様は1日おきで食事を続けておられます。

そして先日栄養相談でW様のご自宅に伺った際に、奥様が何回、何十回と「ありがとう」の
言葉を繰り返して下さったのです。
私の言葉が途切れる度に「でもね、中村さん。このお食事には本当に感謝しているの。」
「主人はこの食事のお陰で体重も戻って、ちょっと歩けるようにもなりました」
「本当に本当に感謝しているの」
「この前、主人を遠い病院に連れて行って帰りが遅くなって・・・。これから食事の準備なんて
どうしようって思ったけど、冷蔵庫にはーとさんの食事がもう1食あるのを思い出して、
帰って来て手を合わせたくらい!」
と、栄養相談に来たのかお礼の言葉を頂きに来たのかわからないくらい、感謝の言葉を頂き
ました。

あまりの感謝に非常に恐縮してしまったのですが、同時にいつも以上の大きなパワーと
なった事は言うまでもありません。

毎日凹んだり後悔したりも少なくない私ですが、この「ありがとうの想い」は大切にしていき
たいと思っています。


                            はーと&はあと 管理栄養士 中村  愛


北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。見てくださいね~!


★余談★
またまた美味しいイタリアンに出会いました。
「発掘」した訳ではなく、既にかなり有名で行ってみたかったお店だったのですが・・・
現在私の「うまい店ランキング」(?)の堂々1位になりました。
皆様も一度行ってみて下さい。
祇園にある「リストランテt.v.b(ティボリオベーネ)」というお店です。

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美