こんにちは。めでぃはあと北摂の中村です。
やっぱり・・というか、予想通りというか・・、あっという間にゴールデンウィークが終って
しまいましたね・・・。
皆さんは、お出かけやリフレッシュ等有意義に過ごせましたか?
私は日ごろサボり気味だった家事を片付けていただけの4日間となりました(泣)
5月からは、日々まじめに家事をこなしていきたいと反省しております。
さて、今回は4月の「横乗り」で判明した残念なエピソードについてです。
以前にも「横乗り」についてはブログで書いたことがありますが、今年は「1年間に4回は
配送の横乗りをしてお客様のお宅を訪問する!」と決めていて、1月に次いで4月の終わりに
今年2回目の配送横乗りをして来ました。
今回は配送さんの協力もあって、全て私が担当する高槻・茨木のお客様だけで配達ルート
を組んで貰えた為、1日で約35軒のお客様宅を訪問する事が出来ました。
前回の横乗りから約3ヶ月経っていたので「久しぶりだね~!」と喜んでくださる方、
最近栄養相談のお電話でお願いしておいたかかりつけ医からの指示を伝えてくださる方、
「検査結果を貰って来たから、また手があいたら寄って貰っていい?」と次の訪問の
依頼を頂いた方、
「今、事務所に中村さん宛てに電話したとこなの!ちょうど相談があって・・」とその場で
相談をされる方等々。
皆さんのお元気そうなお顔を見ることが出来て、本当に嬉しくてほっとした1日だったの
ですが・・・。
お一方だけ「大変!!!」な方がいらっしゃいました!
それは高槻市在住の糖尿病の女性の患者様。
もう、当社の食事を利用されて2年以上が経たれる長期利用の患者様。
栄養コントロール食を始めるに当たっての訪問時には、糖尿のコントロールが悪い事から
かなりの体重減少があり、会話もどことなく噛み合わず本当に心配な患者様でした。
その患者様は週に3回(6食)糖尿食を利用され、スタートから3ヶ月後には血糖値のコントロールも
とても良くなられ、かかりつけの先生にも褒めて貰ったと喜んでおられました。
その後数回の訪問の度に元気になっていかれ、「もう大丈夫かな」と私も安心していたのです。
と・こ・ろが、今回の横乗りでお会いした時、かなりの体重増が見た目にもはっきりわかる程
でした。
「○○さんっ!ちょっとふっくらされたようですけど、血糖値は大丈夫ですか?お薬増えて
ません?」と私が聞くと、最初は照れ笑いではぐらかしておられたのですが
「・・・あのぅ、ちょっと太って血糖値も高くなって・・・最近インシュリンになっちゃった・・」
と白状されたのです!
笑い事ではありません!
もう何年もまじめに栄養コントロール食を続けておられるから大丈夫!と安心しきっていた
私が甘かったと痛感しました。
お話を聞いてみると、配食スタートからずっと血糖コントロールもよく、体が軽くなったような気が
して、外出も以前と比べ頻繁に出来るようになられたそうです。
体調が良くなって、よく外に出るようになるとお腹がすごく減るようになり、栄養コントロール食
を食べながらも間食の量がどんどん増えていったと・・・。
その間食の内容も血糖値が上がりやすいようなものばかりで、とうとう最近になって血糖
コントロールが悪くなってこられたというのが全容でした。
間食の習慣をすぐに無くして頂くのは無理そうだったので、まずは普段の食事に野菜類
を足して満腹感を上げて貰う事と、間食を血糖値が上がりにくい食品に代えてもらうように
アドバイスしそのお客様宅を後にしましたが、血糖コントロールが以前の状態に戻られる
までは、継続的なフォローが必要だと思っています。
お客様も私も、どうしても「栄養コントロール食を食べているから大丈夫」と安心してしまいがち
なのですが、食事を食べるだけでは不十分で、その他の生活をいかにコントロール出来るかと
いう事も重要なのです。
今回の一件で、食事を継続されている方のフォローの大切さを改めて思い知りました。
食事を長く真面目に続けて頂いているからこそ、慣れや中だるみが出てきてしまう
ものなのかもしれません。
とりあえず、この利用者の方とは今後二人三脚で血糖コントロールを良好な状態に戻せる
ように頑張ってみたいと思っています。
はーと&はあと 管理栄養士 中村 愛
北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。見てくださいね~!