食事療養のサポートを現場から発信

今日も・・♪

こんにちは、北摂の大都です☆
9月です。
新学期です。
9月1日からが新学期だと思っていたら、最近は8月最終週からランドセルを背負った小学生の集団を見かけ、驚いてしまいました。小学生も大変ですね・・

先日、お伺いしたHさま。
ご主人様はまだ入院中ですが、退院後に使いたい。と奥様の元へ訪問してきました。

疾患は心不全、糖尿性腎症。

長年、糖尿食を用意していた奥様。
ご自身も高齢になって食事の用意が負担になってきた、ストレスで血圧も上がってきた・・と。
昨年から腎機能が低下して蛋白質制限が必要と知った奥様。

ヒアリングした普段の食事は・・

野菜は蒸して食べています。
お肉や魚は奥様と半分。
カロリーを気にして、使う部位はヘレやモモ肉。
調理は塩分とカロリーを控えた食事をこころがけ・・

と、しゃべる、しゃべる(笑)
聞いて欲しかったんでしょうね。

一通り、奥様の話を聞いてから・・
腎臓の働きを簡単に説明し、
蛋白質制限の必要性、必要カロリーの摂取、カリウム制限の説明をし・・

Hさまの奥様だけではありません。糖尿食を頑張って作ってきた人は特にご理解し難い点だと思います。必要カロリーの摂取のことは・・
どうしてもカロリーが気になって、減らそう、落とそうとした調理を心がけてきたわけで
揚げ物や炒め物、油の入ったドレッシングやマヨネーズは
食べてはいけないモノ!と思ってきたのですから、無理はありません。

必要カロリーが確保できていないと、かえって腎臓に負担がかかるのです。

私の話を
「はぁ~・・」と驚きを隠せない表情で聞いていた奥様は
「まぁ、まったく反対のことをしてたんですねぇ・・」
と一言。
「病院ではそんなこと聞いてなかったので、本当に為になるお話しを聞かせて頂きました。
ありがとうございます。」
と、しっかり私の話を自分のモノにして頂いたようでした。

まだ退院が決まっていないとのことで、
とりあえず息子様と試食して頂く手続きをして帰りました。

食事の用意は365日×3食・・
大変なことです。
このHさまの奥様のように
一週間に数回のお手伝いで、少しは気分的にも体力的にも軽減できるのでは・・と思います。
そして、栄養相談もお気軽にしていただければ幸いです☆

今日も喜んで頂けてよかった♪

はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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