食事療養のサポートを現場から発信

真剣に取り組みます

こんにちは、めでぃ京都東川です。
花粉の季節が来ましたね。私もついに花粉症になったかもしれません・・・・

先日のクリニックでの栄養指導のお話。
高血圧症、50歳代、女性。
降圧剤の服薬はありますが、血圧は上が150~160mmHg で下が90~100mmHgと高い状態。
高血圧=減塩ということは分かっておられるのですが、食べることが大好きで、濃い目のおかず好き。
その上漬物、汁物、味付けご飯も大好きな方。
お菓子も大好き。みかんは1房ずつなんて面倒なので半分ずつポポーン!とお口の中へ。
その結果、体重オーバー・・・ということで栄養指導が開始になりました。
今までの習慣はなかなか直すことはできないということで、できることからゆっくり栄養指導を進めてきました。

しかし、今回は意気込みが違いました。
部屋に入ってこられるなり、「私真剣に取り組みます!!」と。
どうされたのですか??とお尋ねすると、ご主人様のことをお話しされました。
実はご主人様は、同じクリニックに通われる患者様で糖尿病、高血圧症なのです。
先日、そのご主人様の血圧が急に250mmHg以上に上がり、倒れはしなかったものの、倒れそうになり、大変だったそうです。
本当にビックリし、怖くなったとのこと。
自分はどこかで「高血圧ぐらい」という気持ちがあったとのこと。
でも、今回のことで、自分が作る食事は自分だけでなく家族の健康にも影響するんだということが分かったとのこと。
だから、自分だけでなく家族のためにも真剣に食事療養に取り組みたいと話されました。
ご自分の体験から、反省し、行動に移されることはとても大切だと私からお話ししました。
再度、高血圧症、そして糖尿病についてお話ししました。

しかし、この方は、きっちりされている方だったため、極端に頑張りすぎると、リバウンドする恐れがあったため、ご本人、そしてご主人様の病状を確認しながら、再度ゆっくり頑張っていきましょうとお話しました。
食事療養は続けることに意味があります。
その方にあった方法でその方のペースに合わせて色々な提案をしていきたいです。

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自家製生姜湯を作ってみました。
色が茶色なのは、砂糖の代わりにラカント(カロリーゼロの甘味料)を使ったからです。
生姜は殺菌作用があるので風邪気味の方にはおススメ♪
お湯150ccぐらいにすりおろした生姜を小さじ1杯ぐらい入れるのが目安です。
砂糖やはちみつなどを適量入れて、お好みの甘さに仕上げてください。
カロリーや糖分が気になる方は、ラカントやマービーの甘味料を使ってください。
片栗粉でとろみをつけてもいいですよ。
体も温まり、この季節にはぴったりの飲みものです。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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