食事療養のサポートを現場から発信

少しでもお役に立ちたい!

こんにちは、めでぃ京都東川です。
なんだか最近天気がよくないですね。

さて、先日行った新規のご利用者様。
健康バランス食をご夫婦でご利用になります。70歳代で要介護認定は受けておられません。
お食事の制限はありません。

ご利用のきっかけについてお聞きすると
「この辺、不便になって・・・・近所のスーパーがどんどん無くなっていくの。遠くのスーパーまで行くと重くて大変だし。」と奥様。
「買物に行く手段もないから困っている、コンビニのお弁当で済ますこともあるよ。でもおいしくない。
ここに引っ越した時(何十年も前)は、何の不自由もないぐらい栄えていたのに・・・」とご主人様。

なんだか少し寂しい気持ちになりました。年月が経つと生活環境って変わるんですよね。
昔を懐かしみながら静かに話された横顔を見て、「あ~少しでもお役に立ちたいな。」と思いました。

最近は大きなショッピングセンターがあちこちにでき、何でも一箇所に集約され、便利になりました。
しかし、小さなスーパーや個人経営のお店が並ぶ商店街が姿を消していっているのも現状です。
車やバイクといった移動手段のある私達であれば、少し離れたショッピングセンターは便利ですが、
便利と感じておられない方々もいらっしゃるのだと実感しました。
でも、私達はそんな方々のお役に立つことができ、生活をサポートすることができるんですよね。

利用者様によって、さまざまな利用の目的があります。
事前の新規訪問では、どんな思いでご利用に至ったのかを肌で感じることができます。
今回は、このご夫婦の心の叫びがヒシヒシと伝わってきました。
「なんとかして欲しい!」と・・・
だからこそ、このご夫婦には、少しでもおいしい、喜んでいただけるお食事をお届けしたいです。
待っててくださいね!!

ふと思い出しました。他府県で病院の管理栄養士をしている友人の言葉を。
私が仕事の話をした時にその友人が「もっと頑張って!!」って。
「病院では、患者さんの栄養管理できるけど、退院してしまったらできないもん。
退院したら食事どうするんだろう?って思う人もたくさんいるよ。でもその方に合う配食ってなかなか無いから・・・・」って。

食べることは毎日欠かせないことで、非常に大切なことですね。
その、「食」に携わっている私たち。頑張らないとと日々感じます。
そして、そう思うだけでなく、形にしていきたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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