食事療養のサポートを現場から発信

自己管理

こんにちは、めでぃ京都東川です。
新年度のスタートです!!
昨年度も色々なことがあり、その一つ一つにドラマがあり、色々な経験をしました。
今年度もたくんさんの方と出会うでしょう。その方々が何を望んでおられるのかを見極め、深い関係を築いていきたいと思います。

先日のクリニックでの栄養指導のお話。
50歳代、女性、糖尿病。
証券会社でバリバリ働いておられる女性です。
3回目の栄養指導になりますが、既に意識が変わり、行動に移せています。
その方曰く、受診&血液検査&栄養指導は自分にとっての月に1回の試験だそうです。
自分が頑張った成果が試される日とのこと。

お仕事をされているということもあり、お付き合いでの宴会も多く、外食の頻度も高かったそうです。
自分が糖尿病だなんて思っていないし、何もお構いなしで食べていたそうです。
その上、食べる量もハンパじゃなかったと。
でも食事を見直してみると、自分の問題点の多さを実感し、改めて「そりゃ、糖尿病になるかも・・・」と思ったそうです。

この方が実践されていることは、野菜を毎食しっかり食べることです。
毎食、キャベツや人参、ブロッコリーなどを温野菜にして、一番最初に食べておられます。
そのお蔭で、体重がこの2ヶ月で3kg減りました。野菜でお腹が膨れて、食べる量が減ったそうです。
ご家族様からも「食べる量減ったんじゃない!?」と言われたそうです。
もちろん甘いおやつもやめておられます。

そしてHbA1cは6.5→6.2→6.1ともちろん投薬なしで下がっています。
ご本人が意識し、実行された成果だと思います。
しかし、ここからが大切です。このコントロールを継続することが大切です。
もともと何の知識もなく生活習慣が乱れている方は、ちょっと知識を得るだけで、メキメキ改善していかれる場合があります。
しかし、その後ちゃんと自己管理ができるかどうかは、その方次第です。
だから、月に1回は試験を受けに来てもらって、自己管理ができるように、私たちがサポートしていきたいと思います。

できるだけ早い段階で生活習慣を改善できるように、頑張ります!

はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

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