食事療養のサポートを現場から発信

一人一人に合った食事療養

こんにちは、めでぃ京都東川です。
ゴールデンウィーク終わってしまいましたね。
皆様はいかかがお過ごしでしたでしょうか?
私は久々に実家に帰省しました。
めったに会うことのできない友人達とも会うことができ、リフレッシュさせてもらいました。
やっぱりONとOFFって必要ですね!!ということで5月からも頑張りたいと思います。


さて、先日行った新規の利用者様のお話。
70歳代、男性、慢性腎不全、独居のA様。
退院されて間もない方です。透析の準備のためにシャントの手術を受けられました。
しかし、入院中、そして退院後の少しの間で病状の改善が見られたため、まだ、透析は開始されていません。
担当の先生からも「頑張ってますね!」と褒められたそうです。
そのため、なんとかもう少しだけ、透析を先延ばしにしたいとのことで配食の利用を考えられました。
訪問時にはヘルパー様も同席してくださいました。
ヘルパー様が週に2回、食事の支度をされています。配食はこの間に利用になりました。
このヘルパー様、とても熱心な方で、A様のためにと腎臓病食について色々と調べて、食事を作っておられいます。
しかし、我流のため心配とのこと。
本当にこれでいいのか、塩分の計算はどうしたらいいのかなど不安だったため、色々聞きたかったとのこと。
カリウムの制限について、茹でこぼしの方法や塩分について(醤油の塩分量など)お話させてもらいました。
また、A様はエネルギー不足がみられました。
粉あめ(腎臓病ようの補助食品)を使ってエネルギーアップもされていましたが、それでも退院後、体重が減っているようでした。
そのため、油を使ってエネルギーアップしてもらうようにお話ししました。
A様は、自分のためにと頑張ってくださるこのヘルパー様のことをとても信頼されています。
そのことが短時間のお話でも私に伝わってきました。
だから、私もこのお二人のお役に立ちたいなと素直に思いました。

食事療養が必要で毎日、配食を利用されている方がいます。
しかし、A様のように制限のある食事をご家族様やHH様が作っておられ、その間に配食を利用されている方、ご自分で作っておられる方、配食の間にデイサービス、デイケアを利用されている方と様々です。
そんな様々なパターンに合わせ、一人一人に合った食事療養のお手伝いをしていきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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