食事療養のサポートを現場から発信

転倒注意!

皆さん、こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

毎月思うことですが、本当にあっと言う間に一ヶ月が過ぎていきます。
5月も慌しく過ぎ去っていきました(^^;

さて、先日訪問したNさま。
70代の女性。独居。認知症あり。身内のいない方です。

担当のケアマネージャーさんからお電話があったのですが、
その内容とは・・・
『今日訪問したら、倒れていて・・とりあえず昼食と夕食を持ってきて欲しい。』と言うものでした。
取り急ぎ、食事を用意し翌々日に訪問をすることになりました。

担当のケアマネージャーさん、ヘルパーのサービス提供責任者、ヘルパーさん2人と自宅前で待ち合わせし、いざ家の中へ・・

台所横の部屋のベットの上で横たわるNさまとご対面。
ケアマネージャーさん曰く
『ついこの前まで自分で食事も食べて、歩いて、お風呂も一人で入れる人だったのに。一昨日、訪問したら、ここで倒れていて。病院に連れて行ったんだけど、骨折もしてないし。自宅へ帰ってきたんだけどね・・足が全然動かなくなって。歩くこともできないようになって。』

見ると本当に一人で歩けていたのが嘘かと思うほど、まったく、動けない。
ベットから起き上がることも。
腕の動きも悪く、老眼鏡を持ってかけようとするのですが、うまく耳にかけられないのです。
これは脳に障害が出ているのでは?その場に居た全員がそう思いました。
こんな状態なので、お箸も口まで運べない。

一夜かどうかわかりませんが、ここまでADLが落ちるのかと驚きました。

とりあえず、配食の手続きを済ませ・・
その頃、電動ベットを搬入するべく、レンタル業者の男性2人もやってきてNさまを2人がかりで椅子に移動させ、ベットの解体作業開始。
ヘルパーさんは3人がかりで椅子に移動したNさまの体を拭き拭き・・
途中で地域の民生委員さんまで駆り出した為、狭い台所が人で溢れていました(^^;

ヘルパーさんが居ない場合は、配送員が食事をレンジ加熱し、電動ベットを起こし食事をセッティングすることを約束して、とりあえず私は退散。

いや~、昨日まで元気に歩けていた人がこんなにも急に動けなくなるものかと、本当に驚きました。
駆り出された民生委員さんもしきりに驚かれていました。


そうそう、昨日あったS様も(本人様は入院中で、息子様ご夫妻と面談したのですが)
ワンちゃんの散歩中に転倒、足首骨折して入院。明日退院されます。
退院して来られても食事の用意が困難とのことで利用となりました。
明日帰宅時にワンちゃんのお出迎え(飛びつきますもんね)でまた転倒されなければ良いですが・・

ふと、島で一人で住んでいる祖母を思い出しました。もう今年94歳?
転倒だけは注意してもらわないと・・


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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