食事療養のサポートを現場から発信

パワフル☆ウーマン そのⅡ

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

梅雨がようやく明けました♪
が、不安定な空模様が続いていますね(涙)

黒い雲が覆うたびに空を見上げ、
ため息つきつつ・・

そう、空を見上げて1週間休んだ捻挫事件

嫌な思い出がよみがえります(^^;
あの時も見上げながら歩いて痛い目にあったんですよねぇ・・

さて、今日は配食が始まって3ヶ月目に入ったTさまのご紹介です。
67歳・女性。糖尿病の持病をお持ちです。
退院後に食事の用意が体力的に困難なので・・と利用に至りました。

新規訪問には妹さまが同席。
本人様は、と言うと退院間際だったのもあり、ほとんど言葉を発しませんでした。
ともあれ、翌々日からご主人さまのお食事も合わせてお届けすることになりました。
Tさまの左首から鎖骨にかけて大きなテープが印象に残りました。
甲状腺の手術をされたのだとはすぐわかったのですが、触れず新規訪問を済ましました。

それから2ヶ月経っての訪問。
顔色は良くなっていましたが、髪の毛がすっかり薄くなって・・
相変わらず首のテープ・・
そこで初めて甲状腺がんの手術をされたと話して下さいました。

65歳まで仕事を続け、毎年長男・次男家族との海外旅行を楽しみにして過ごしていたTさま。
ご主人に無理やり連れて行かれた今年1月の健康診断で「肺に影があると判明。
その後、肺がんか肺結核かと言われ、検査の結果「肺結核」
肺結核の治療を終えての退院時にレントゲンを撮ったところ・・
首に少し気になる影があることが判明。
たまたま、この病院ではレントゲンを首から撮っていたのです。
詳しい検査の結果「甲状腺がん」余命3ヶ月。
5月に甲状腺がんの摘出手術を受け、退院。
その頃に私と出会ったわけです。
『声を失うかもしれないと言われた手術の後、看護師さんに「薬が飲めない」って言えたことがすごく嬉しかった』
と時折涙ぐみながら、この7ヶ月間の話をして下さいました。

6月から抗ガン剤の治療が始まり
髪の毛が抜けて・・吐き気と脱力感の副作用と戦っておられます。
それでも「カツラ買ったのよ~♪それが、カワイイの。ちょっと見てくれる?」
ショートヘアーのカツラと、ちょっとクシュクシュとしたウエーブヘアーのカツラを被って見せてくださいました。ニットの帽子との相性がばっちりでとてもカワイイTさまに変身♪
「これ被ってカワイイって喜んでるねん♪」
「余命3ヶ月って言われたけど、4ヶ月目。おかげさまで、今のところ転移もないしね。
一ヶ月治療に4万円以上かかるけど、命にはかえられんしね。今年の年末は絶対ハワイ旅行に行くの♪」

年末のハワイ旅行、ぜひ行って頂きたいものです。
Tさまの「前むきさ」があれば行ける気がします。

やっぱり、健康第一ですね!
ウチの両親にも、検診に行くよう言わなきゃ・・


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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