こんにちは。めでぃ北摂の島田です。
今回は、最近新規訪問や関係機関の方々とお話しして
実感していることをお話しします。
在宅で【脂質制限】が必要な方が増えてきています。
脂質制限が必要な方は
膵臓、肝臓の病気が慢性化して悪化し担当の先生から
脂肪分を抑えたお食事を指導されます。
以前からも、一定の割合で脂質制限が必要な方はおられたのですが
最近は、特に増えてきているように感じています。
(実際、新規訪問での相談でも脂質制限食を選択する機会が増え
病院の栄養士の方も栄養指導で脂質制限の話しをすることが
増えたといわれていました)
しかも、内容がグレードアップしています!
(つまり、制限がきつい方が増えています)
肝臓病と腎臓病を併発していたり、慢性肝炎から肝硬変になったりと
原因は様々ですが、多くの慢性疾患にかかられいる方が目立ちます。
やはりその方々は
脂質だけではなく、蛋白質、塩分を控えないといけなく
さらに、便秘にならないよう繊維はとらないといけないが
腎疾患をお持ちの方はカリウムは制限しないといけないなどなど・・・
ひとつの栄養素だけしっかり管理すればいい食事療養ではなく
あれも、これも、それも!といった感じです。
そこで先日、大阪府済生会千里病院で行なわれた
『脂肪肝とNASH』という勉強会に参加してきました。
(少しでもよいアドバイスができるようしっかり知識をゲットしてきました)
利用者さまにはもちろん、それぞれに合せてお食事の内容を選ばさせていただき
配食サービスがスタートするのですが、
脂質制限の方は、少し脂肪分を多く取るだけで急激に体調が変化することがあり
退院されてきても、また入院となるケースも多いのが現状です。
少しでも長く在宅で暮らせるように
しっかりフォローしていきたいと思います。
はーと&はあと 管理栄養士 島田天心
今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。