食事療養のサポートを現場から発信

ダメです!そのお昼ごはん!

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
9月初旬、第56回日本栄養改善学会学術総会に参加しました。
はーと&はあとも発表(大都管理栄養士)してきましたよ♪
なんと学会開催地は北海道でした。

写真は家族への北海道土産です。たらばがに、札幌ラーメン、まりものキーホルダー、じゃがポックル、じゃがいもととうもろこしと北一ガラスのぞうさんマドラーです。写真にはないですが(もう食べちゃいました)いくらしょうゆ漬けとかに味噌も買って帰りました。どれも、うまっっ☆☆


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今日(9/8)、新規で配食を利用したいという方のご自宅へ訪問してきました。
主に別居の娘様とお話してきました。よくあるパターンです。本人様は娘様に任せた、という感じです。

70歳代、男性、糖尿性腎症、脳梗塞、糖尿による白内障、インスリン自己注射、糖尿病歴40年位、独居、性格、一見温厚そうだが、職人だったためかなり頑固。
病院から退院されたばかりでした。

今回の入院は糖尿病高血糖昏睡でした。血糖値は700mg/dl まで上がったそうです。
なんとか血糖値は安定し無事退院できることになったのですが、退院直前に腎機能が急に悪化。
たんぱく制限、塩分制限の指示が主治医から出ました。
娘様が「そんなん作れるわけないし、こんな昼ごはんですから・・・」と。
ちょうど、お昼ご飯を食べられた後に訪問したため、テーブルに残ってました。
ご飯、うなぎ1尾、さんま1匹、とうふ一1丁。(あかん!これでは絶対病状悪化する・・・)
すべて食べてはおられず残してられましたが・・・。
全く野菜はなく、たんぱく制限が出ているにも関わらずたんぱく質だらけの偏った食事でした。
野菜は普段からほとんど食べないとの事でした。
珍しくありません。
病状が深刻でも在宅では病識が薄い方や、今までの食習慣でこうなってしまうのです。
もちろん、今まで病院で栄養指導も受けてられます。
在宅に携わっていると本当の生活を目の当たりにできます。
「暮らしぶり」を知った上でお話していきます。
コンコンと食事の重要性を語り解ってもらうようにする時と今日の男性のように、このままこの生活をするとどうなるのか?を話し、とにかく難しいことを抜きにして、私を信じて、お届けするお食事をしっかり食べてもらうことに集中してお話します。
納得いただき、毎日、昼食、夕食お届けすることになりました。
娘様もホッと胸をなでおろしてられました。

毎日、配達員がお会いし安否確認をさせて頂けることをつたえると
娘様は安堵感でいっぱいだったようです。
高血糖昏睡や低血糖で救急車で病院にいかれているので・・・

本人様に病院の先生からの指示どおりの適切なお食事をお届けし、重篤な合併症を絶対避けたいです。
それが、お仕事です☆


                はーと&はあと 管理栄養士 山村豊美

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