こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
やっぱり寒さが厳しくなってきました(-o-;)
さて、今日はあるご利用者さんの話です。
65歳、吹田市在住の男性Tさん。
糖尿病があり・・ベットの上に座ることもできない、要するにほぼ寝たきり。
そして歯がない。歯がないため、食べておられるのが蒸しパン、うどん、サンドイッチといった炭水化物がほとんど。
目が見えにくくなってきたためインスリンも打っていない。
誰が介護をされているのかと言えば、少し認知症のある母親・・・
主治医からもまずはバランスのとれた食事を摂るようにと言われたが
ヘルパーさんに食事作りをしてもらおうと提案したものの他人が台所に入るのは嫌だと言われた・・
ベットサイドにはマシュマロの袋や母親に出された栄養補助飲料の缶が並んでいて・・
とりあえず栄養指導と食事を届けてもらえませんか?
これが担当ケアマネージャさんから相談の内容です。
この方に限らず、私が担当させて頂いているご利用者さまで50歳、60歳代で脳梗塞等の後遺症で介護されることを余儀なくされ80歳を超えた高齢の母親が主介護者となっているケースがあります。
今後比較的若い年代から介護が必要になるケースが増えるのではないかと心配になります。
糖尿病は脳梗塞や心筋梗塞になるリスクが高くなる病気です。
少しでも早めに血糖コントロールをして欲しいものです。
話を元に戻して・・
早速、担当者会議に新規訪問を兼ねて伺いました。
その前にケアマネージャーさんからの
「先生からはカロリーと蛋白質の制限が必要と言われた・・」との一言から
「蛋白質の制限ということは糖尿性腎症があるのでは?」
と血液検査データーと併せて腎症の確認のため主治医の先生へ電話で確認。
以前、ご挨拶をしたことのある先生だったので、すんなり確認ができました。
先生からの指示をもって担当者会議へ・・
そこで担当の訪問看護師のSさんに久々にお会いしました。
以前、他のご利用者さまを通して知り合った看護師さんです。
『あらぁ~ご無沙汰~♪誰が来るのかと思ったら大都さんでしたか。あ~、食事記録のメモ、持って来とけば良かったわ。』と声をかけて下さいました。
腹筋・背筋が弱っているため座位が取れない、野菜等の摂取が少ない、運動できない、インスリン注射の準備ができない・・
認知症にあるお母様への指導も必要。
なかなか手ごわい相手です(^^;
ヘルパーさんや看護師さんの役割を再確認し、担当者会議終了。
もちろん、カロリー調整食をお届けします。
朝食に甘~いヤクルトを2本召し上がっていたので
とりあえず、カロリーハーフのヤクルトを買ってきて下さいとお母様にお伝え。
一度にたくさんのことを改善して頂くのは無理なのでカンタンなことから・・
次のステップは朝食・昼食の具体的なアドバイスをお伝えするために後日、改めてケアマネージャーさんと訪問する予定です。
帰り際にSさんから
『また、ご一緒に仕事ができて嬉しいです~(^^)ノ』
『こちらこそ今後も宜しくお願いします。』
嬉しい限りです(^^)v
その後、主治医の先生に報告。
先生からは『お母さんにここで説教してもすぐに忘れてしまうから、何度も指導してやってください。』
と。
Sさんやケアマネージャーさんと連携をとりながら
Tさんの血糖コントロールのお手伝いができればと思っています。
ちなみに、すでにTさんは嫌になっているようですが、ケアマネージャーさんは
『もう私1人でなく、先生にSさん、栄養士さんも巻き込んでいるので簡単には止められません。』
と伝えているそうです(^^;
はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子
北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!