食事療養のサポートを現場から発信

継続することの大切さ、難しさ

こんにちは、めでぃ京都東川です。
ちょっと暖かくなりましたね。

さて、先日訪問した利用者様のお話。
60歳代、女性、脂質異常症、コレステロール253mg/dl、中性脂肪183mg/dl、LDLコレステロール167mg/dl。
体重は64kgなのですが、なんとこの1年間で10kg増加したとのこと。
「えっ!?1年で10kgですか?」と思わず、聞き返してしまいました。
この方、もともとスポーツジムに毎日通い、運動されていたとのこと。それも10年以上です。
それが、この1年でやめてしまい、グータラしてしまったそうです。
そして、そのグータラに伴い、食べる食事の量は変わらず、甘いものが増え、10kg増加という結果になったようです。
揚げ物や肉類は少ないようですが、おかずの量が多く、普通の人の2倍は食べるかもしれないとのこと。
また、ケーキや洋菓子も大好きと言うわけでもないが、あれば食べるし、口寂しいと買ってしまうとのことでした。ジムに通っていた時は、間食をする時間がなかったので食べなかったそうです。

服のサイズがかなり上がったようで、これ以上は大変ということでもう一度自分の生活を見直してみようかと思ったとのこと。
「本当にあっという間に体重って増えますね!ビックリしています!ずっと続けてきた運動ですが、やめるのは簡単でした。でもこれから頑張ります。」と。

食事をお持ちすることで1回の食事量を勉強してもらいます。
料理をされることは好きな方のため、1回の量が分かればコツががつかめる方だと思います。
あと甘いものにも注意してもらい、運動ももともと好きな方なので毎日はできなくても、ウォーキングやストレッチなどから初めてもらうことになりました。
運動は、何時間もしなくても効果があります。たとえ20分でもすることが大切です。

この方のように毎日の生活の一部になっていたと思われていた運動ですが、やめようと思えばすぐにやめることができます。
意識の持ちようですが、その意識を持続することは大変ですよね。
継続することの難しさを実感しました。
でも、その意識を奮い立たせ、サポートしていきたいと思います。

はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美