食事療養のサポートを現場から発信

情報が早いですね

こんにちは、めでぃ京都東川です。
春の気配を感じますね。
でも天気が悪いとがっかりします。

さて先日、ある利用者様の担当の精神保健福祉士のK様とお話ししました。
利用者様は70歳代、女性、独居で統合失調症、軽度の認知があり、糖尿病もある方です。
バランスの良い食事が全く取れておらず、食事の確保が目的ではーとのサービスがスタートしました。
糖尿病については、Drからあまり極端な制限の必要はないとのことから、普通食でよいとのことで、はーとでは健康バランス食をお持ちしていました。
精神疾患もあるため、病院のK様が定期的に訪問されサポートされています。

ある日の配達時にK様が配送員に「糖尿病食ってありましたよね?」と質問されたそうです。
その情報が私に入りました。
「うん!?もしや、糖尿病が悪化!?確かこの前ケアマネージャー様と話した時は、血糖は安定していている聞いていたが・・・」と思い、直接K様に確認しに行きました。

すると「いえ大丈夫ですよ、今後のことも考えて確認しておきたかっただけですから。」と。
血糖は安定されているようで、HbA1c5.7%とのこと。
Drからの許可を取ってくださり、ご本人様の状態を色々と教えてくださいました。
Drからも食事は今のままで大丈夫ですと。ほっとしました。

そして、色々とお話をしているとK様が「それにしても情報が早いですね、私がちょっと聞いただけなのに。そうやってちゃんと見てもらっているんだと分かるとすごく助かりますし安心です。この方は精神的な状態も変わりやすいのでこれからもよろしくお願いしますね。」と。

とても嬉しいお言葉です。
でもこれも、配送員の情報収集があってこそだなと思いました。
利用者様のちょっとした変化やその周りの情報をちゃんと観察して報告してくれるからこそです。
配送員だからこそ分かることがあります。
そんな情報を関係機関の方々や家族様に報告することで信頼関係ができていくのだと思います。
安心していただけるのだと思います。
また、情報はスピードも大切です。いくら生きた情報でも時間が経つと意味がありません。
できるだけ早く生きた情報のやり取りをしていきたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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