食事療養のサポートを現場から発信

冷蔵庫の中も・・ちょっと拝見

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

あついっ!
ほんと、毎日暑い日が続きますね。
日中の外は直射日光と熱風で刺すような暑さです。
日中の外出は極力控え、日が少し陰ってから外出するようになさって下さい。

先週末、少し涼しくなるかと思って向かった先
明石海峡大橋です。
通常、車が通る道路の下を歩いて、鉄塔に登るというツアーに参加してきました☆

歩く下は海。足がすくむというか、吸い込まれそうなキブン


鉄橋の長さ、高さともに世界一

めったに見る機会のない真上から見た明石海峡大橋です
涼しいかと思ったのですが、太陽に近くなったせいか?暑かったです。

さて先日訪問したYさまは高槻市在住の89歳 女性です。
長年、糖尿病と付き合って、今回入院すること約50日。
2週間の教育入院といわれて入院したところ、結局50日の入院生活になったようです。
退院して1ヵ月、冷凍モノやレトルト商品のカロリー調整食をご利用されていたのですが
飽きてきたようで、利用されることになりました。

自宅はビルの3階。5階には長男家族が住まれていますが
89歳のYさまは『独りが気ぃ楽だから~♪』と独りで生活されています。

謡曲(能楽の歌)を趣味とされ、週1回は自宅に先生と他の生徒さんを呼び、
練習することを楽しみにされています。キレイにお化粧もし、とっても生き生きとされています。

89歳ですが、しっかり自分の歯もあり、食べることが大好き。
練習後のお茶の時間も、もちろん独りでも甘いお菓子類を食べていたようです。
本人さま曰く『よ~、食べてたんや。』
が、さすがに退院後は控えておられました。

一通りの説明や手続きを終え、朝食や間食の話に・・
朝食は、今流行りのタジン鍋を使って蒸し野菜を召し上がっておられるよう。
ここでコーラーが好きなことが判明。

えっ!?
コーラーですか!?
コーラーは良くないですよ。

『コーラーいうてもな、普通のコーラーと違うで。』

それ、ちょっと見せてくれません?

と連れて行ってもらった場所は隣の納戸。
ストレージの中を覗くと、買いだめたレトルトのカロリー調整食の横に
カロリー控え目の飴や、水羊羹、クッキーが。
『息子が買ってきてくれてん。これなら食べていいやろ?(^^)』
『で、お客さんが来たときのためにようけお菓子があるねん。これはお客さんようや』
と隣の扉を開けると、ジュースやら高級なクッキーやらお菓子が蓄えられていました(^^;

『あれ?無いなぁ。この間一箱買ってきてもらったのに無いわ。ちょっとこっち来て。』

今度は隣の台所へ。
冷蔵庫を開けて、きょろきょろ。
結局、毎日飲んでいる(毎日飲んでいるとは言わなかったのですが、
多分毎日飲んでいたのでしょう(^^;一箱24本入りが無かったのですから。)
コーラーは冷蔵庫の中にもなく、500mlのペットボトルが。
確かにカロリーゼロのコーラーです。が、カロリーゼロとは言え、人工甘味料も含まれ
毎日飲むとなると、食事療養を継続していくうえで悪影響を及ぼす可能性もあります。
毎日の習慣が引き金になって、他のモノにも手が伸びることもありますし。

コーラー以外にもゼリーやジュースやら、誘惑の多そうな冷蔵庫でした(^^;
ご本人様は『これは、お客さまようやで。』
ついでに冷凍庫も開けてもらい、中身の確認。
2ヶほど、小さめのアイスクリームが(^^;

カロリーゼロのものでも、間食は毎日摂るのではなく、食べない日もきちんと作りましょうね。
(50日間の入院で5kg減量したので)せっかく減った体重が増えないように、インスリンが増えないよう
頑張りましょうね。
時々、来て冷蔵庫のチェックしますね~
とYさま宅をあとにしました。

冷蔵庫の中まで拝見することは少ないですが、時々あります。
同行したケアマネージャーさんとご本人さまの部屋にある冷蔵庫を開けて二人で絶句したこともあります。あまりにたくさんのお菓子類があって(^^;
『こんなの食べても良いかしら?』と実物のモノを持って相談されることもしばしば・・

せっかくですから、気軽に自宅での疑問・質問をご相談下さい。
自宅で食事療養を継続させる大切な一歩です(^^)ノ


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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管理栄養士プロフィール

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  • 磯好 幸枝
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