食事療養のサポートを現場から発信

初めての経験

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

「毎日暑いですね・・」
挨拶代わりの言葉になっております。
いったいいつになったら過ごしやすくなるのでしょうか・・

夏の疲れが出る頃です。しっかり睡眠をとるようになさって下さい。

さて、先日から社内の勉強会に参加しております。
お題は『嚥下について』
言語聴覚士の方から
嚥下のメカニズム、嚥下障害とは?
嚥下障害のチェック方法など、スライドや詳しい話を聞かせて頂きました。
そのあと、施設の方で食事介助の実習、やわらか食やとろみ食の試食と栄養士さんから話も聞かせて頂きました。
そして、在宅で嚥下障害のある方の実習。
ヘルパーさんの在宅での食事介助に同行させて頂きました。
私にとっては、恥ずかしながら、食事介助は初めての経験。
7年も病院勤務していたのですが、実際の介助することがなかったのです。

言語聴覚士の方からの講義の中で
『胃ろう』は元気になるために早期にしておく方が良い。
『胃ろう』をしても経口摂取が可能であること。
これにはホント驚きました。
『胃ろう』は経口摂取ができなくなった時の最終手段とばかり
思っていてたのです。
目からウロコでした。

次の食事介助。
さすがに食事介助を見ることは初めてではなかったのですが、
いざ介助するとなると、大変。
どこまでスプーンを入れたらよいのか、
ちゃんと飲み込めているのか、
全部食べてもらうのに1時間20分程度かかりました。
途中でお粥がシャバシャバになりどこからこの水分はやってきたのだろう?

以前、病院でもありました。提供時はしかっり全粥だったのに
食べている最中を見るとシャバシャバになっていることが多く、不思議だったのですが
「唾液と混じると、シャバシャバになるのよ。」
とスタッフの方に教わり、謎が解けました。
唾液の消化力のすごさに改めて感心。

そして、在宅でのヘルパーさんの食事介助の同行。
食事介助はすばやく終わりましたが、その後の口腔ケアを実際に見せてもらいました。
3本のブラシを使っての口腔ケア。
介護をされている娘さんやヘルパーさんの生の声を聞くことができました。

短い時間でしたが、貴重な経験をさせて頂きよかったです。

在宅での食生活をサポートする意味では
やはり嚥下障害の方のサポートも必要になると思います。
そんな方々へ、何ができるのか?
そんなことをしっかり考えていきたいと思います。


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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