食事療養のサポートを現場から発信

やる気スイッチを押すのが仕事

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。
週一回、クリニックの栄養指導にも行ってます。

70歳代男性、糖尿病、ヘモグロビンA1C7.0%。性格、気難しい。
看護師さんから、この男性が初めて栄養指導に来られる時に、忠告?がありました。
大変、気難しく指導も大変だと思うので(指導にならないかも)・・・と。
以前、先生から栄養指導を受けるよう、言われてらっしゃったのですが、人のいうこと
なんて、全然信じられないので受けたくもない!自分の事は自分でやる!とずっと指導を拒否だったようです。
出番です(笑)70歳代にもなると、その方の考え方やまさに生き様があるので、そこは否定せず、まず容認することに徹しています。なので、「指導」というよりは今後、どうしたいかを聴き、大げさかもしれませんが人生の目標みたいな事を語りあいます。
そしてどんどん現実的に今、何をすべきか、病状はどんなステージなのか、その方にあったようにお伝えしています。(まだまだ修行中ですが・・・)
この男性が2回目に、栄養指導に来られました。
ヘモグロビンA1Cは6.4%に改善されていました。
あんなに、栄養指導なんて嫌だと先生に言ってたけど。話すことっていいなと、言っていただけました。なんとか療養のやる気のスイッチを押してもらうようにする事が
仕事なので、もっともっと、アドバイスや伝え方、もちろん知識、何気ない「間」の取り方なんかも工夫が必要だと思います。
  でも、何より、アドバイスする側が「なんとかしたい」と強い思いが大切だと思います。難しい面も多いですがやっぱり、栄養士って素敵な仕事だなと、実感できることがたくさんあります。
これからも、中年女ならではで頑張っていきます。
少々気難しいくらいは、得意です☆お待ちしています☆


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女性の患者様が毛糸の靴下を編んでくださいました♪
これから寒くなるので、はいてくださいと。ありがとうございます♪


 はーと&はあと 管理栄養士  山村 豊美

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