食事療養のサポートを現場から発信

やっぱり野菜からゆっくり食べること!

こんにちは、めでぃ京都東川です。
インフルエンザが流行っていますね。
私の姪っ子もかかっていました。かわいそうに。
予防接種をしていてもインフルエンザはかかります。
うがい・手洗い・予防対策はお忘れなく!

さて、今日はクリニックでの栄養指導でのお話です。
私は糖尿病専門のクリニックで週に1回栄養指導に行っています。
先生は、糖尿病には食事療養が大切だといつも患者様に言っておられます。
そして、誰でも簡単にできる方法として、食べる順番療法(毎食、野菜→おかず→ご飯の順番で食べること)を患者様に実践してもらっています。
簡単と言っても、なかなか毎食野菜をちゃんと摂ることは、難しいです。
指導をしていても、野菜不足の人は多いです。
そのため、簡単にできる蒸し野菜や作り置きできる野菜のレシピなどを紹介しています。

そして、もう一つ重要なのがゆっくり食べることです。

患者様の中で毎食野菜を食べることをずーっと実行されている方がいます。
70歳代、女性、糖尿病の方。
とてもきっちされていて、毎日の食事記録は欠かさず持参されます。
主食のごはんも、できるだけ血糖の上げないものをと玄米にされ、指示カロリーを守っておられます。
そして、最近のHbA1cは6.5%前後が続いています。

この方の目標6%前半、そして、6%を切ること。
この壁がなかなか破ることができません。

そこで、今回、ゆっくり毎食よく噛んで食べることを実行されました。
今までも意識はされていましたが、今まで以上にと頑張ってこられました。
まだまだ自分で意識しきれていなかったことが分かったと。
すると、お見事!!6%の壁を破ることができました。パチパチ!5.9%でした。
早食いの人にとって、このゆっくり食べることというのが難しいです。
分かっているが・・・なのです。でも、効果あります。
是非、ダイエット中の方、糖尿病の方、意識してください。

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大阪の通天閣です。
関西人ながら、間近で見たのは初めてでした。
思わずパシャリ。綺麗にライトアップされていました。

管理栄養士 東川千佳子

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