食事療養のサポートを現場から発信

安定の兆しが

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

桜満開でやっと暖かくなってきましたね。
春に個人携帯をアイフォーンにかえ無料アプリを楽しんでいます。
いまはおもしろアプリがたくさんあるんですね~
長く使っていた死に番の携帯番号も変えたところで
心機一転がんばろう!

さて、先々月からご利用いただいている
豊中市に在住のKさま
先日お伺いしたら、うれしいお言葉をいただきました。

「尿のプラスが4から二つ減って、先生からもいい調子だといわれた」と
Kさま、腎臓病のため検査するたびに
尿にたんぱく質がでてしまっていました
(本来たんぱく質とは体にとって非常に重要な栄養なので
 腎臓で99%以上再吸収され、尿にもれでてしまうことはありません
 しかし、腎臓の働きが弱られたKさまはその吸収がうまく働かず
 常に尿にたんぱく質がでていたのです)
その値がプラス4。かなり漏れていました。

最初お伺いしたときは、おひとりで食事の用意もされ
お惣菜や冷凍食品、うどん、そばなどで食生活をやりくりされていて
まったく食事療養ができる環境ではありませんでした。
ご友人との小旅行が好きで、ふらっと旅行にいかれて
おいしいものを食べるのが日課のようになっておられると
ケアマネジャーさんも溜息まじり。

そんなKさま。最初は大丈夫かな?と不安いっぱいで利用スタート
塩分をとりあえず抑えていくことから始めてくださいとお願いし
揚げものはO.Kだけど麺類と梅干しをできるだけ食べないようにと
ご提案しました。

非常におおらかな性格の方で、外出も多い方
どこまで気をつけていただけか心配でしたが
安定の兆しを先生から褒められ、ちょっと食事療養に興味がでていた感じです。
しかし、
「やっぱり塩分は抑えなあかんな。もう少ししたら普通食食べてもいいようになるかな」
と興味がでてきたと思ったら、もう治ったものと早合点するあたりはまだまだです。

「治るものではないので、普通食は無理やと思いますよ!
 でも、続けていくことで体への負担は必ず減りますから
 これからも辛いものは食べんようにしてくださいね」と
まだまだプラス2では喜べない現実もしっかりお伝えさせていただきました。

少し見えてきた兆しを大切に、次の診察の時にはもっと先生から
ほめてもらえるようフォローしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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