こんにちは、めでぃ京都東川です。
先日訪問した利用者様のお話。
80歳代、女性、独居、要介護Ⅱ。
糖尿病がありますが、血糖コントロールはHbA1c5%台と良好。
服薬もなしでコントロールされています。
週に1回、はーとの栄養コントロール食をご利用いただいております。
「最近のご病状の確認にまわらせてもらってます。」と伝えると、
「まぁまぁ、それは、それは・・・」と言って、家の中に上げてくださいました。
病状についていや食事について確認をさせていただいきました。
果物が大好きな方なので、1日の摂取量などについて説明。
しかし、その後の大半は、普段の生活についてのお話を伺いました。
お独り暮らしで、定期的にご家族様が来てくださるそうです。
ただ、ご家族様もお忙しいようで、頼り切ることができないと。
周りにとても気を使われる方なので迷惑をかけまいと頑張られるのでしょう。
でも、本心は、心細さや不安があるのだなと感じました。
そう、そんな、普段の生活での不安を話されたのです。
「元気そうに見えるでしょう・・・。でもね・・・。」と。
そして、その後に
「あらっ、いやだ、こんなこと周りにはあまり、言ったことがないのよ。
なんだか、あなたと話していると、つい言っちゃったわ。でも、ありがとう。」と。
そうですね。
自分の思っていること、考えていること、不安に思っていることって、近いがゆえに言えないことってあるかもしれないですね。
でも、そういう時にこそ、第三者にポロっと言うことも大切だと思います。
溜めこんでしまうとしんどくなってしまいますものね。
この方、配送員の声掛けについても、とても喜んでくださっています。
「色々気にかけてくれるから、嬉しいわ。」と。
そう、私達が届けているのは、食事だけではないんです。
食事の配達を通し、その方の生活が健康にそして元気であることをサポートしているんだと改めて感じました。
たくさんの人がいると、その分だけ不安や悩みがあるでしょう。
その内容も様々。私たちができることは限られているかもしれません。
でも、少しでもその不安や悩みを共有し、お役に立ちたいと思いました。
食事だけでない、安心や元気をお届けします。
はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子