食事療養のサポートを現場から発信

ご自身の努力も必要です★

こんにちは!めでぃ京都の寺田です。
毎日暑いですね~!
今日バイクに乗っていると『四葉のクローバのヤサカタクシー』を見かけました♪
これに乗ると幸せが訪れる…というジンクスがあるらしいですね!
見かけたのも初めてだったので、なんだか幸せな気分になりました☆

さて、今回は、フォロー訪問に伺った56歳の男性、Ⅱ型糖尿病の方のお話しです。

約20年程前に糖尿病が発覚してたのですが放置。
約4年ほど前に別の病気で通院したとき、
主治医の先生からのすすめではーとをご利用しておられます。
4年前はHbA1c7.0.しかし、現在は10.2!!
状態は悪くなってられました。
なんといっても、この方はまだ56歳とまだお若い。
合併症にならないかが心配になります。
合併症についてご理解されているのかどうかお伺いしてみると、
『合併症って怖いっていいますよね。でもなんだかぴんと来なくって…。今は何ともないですしね』
と、まるで他人事のよう。

糖尿病の合併症は、発症から10年ほどたったころから発症するといわれています。
この方は、HbA1cも高く、糖尿病と診断されてから約20年経過。
「このままの食生活を続けると、透析、失明、足切断・・・」などと、合併症についてお話しをさせていただきました.

『う~ん、やっぱり怖いですね、でもどうしたらよいのか、間食もなかなかやめられないし…』と難しい表情。

食生活についてお伺いすると、どうやらあま~い菓子パン、ポテトチップスなどが好き。
さらに夕食の後におなかがすくと、近くの外食店に行くこともよくあるとのことでした(昔よりは減ったかなと)。
さらには野菜はあまり食べない、朝はパンとコーヒーだけ。
いかにも糖尿病になりそうな食生活。
改善の余地、大有りでした。

ご自身では、何が変えられそうですかとお伺いしてみると、
『間食が多いのは悪いとはわかっているので・・・、
これから間食を減らしてみます!・・・できるだけ。』と宣言してくださいました。

最後に小さな声で『できるだけ』とつけ加えた発言に、自信のなさを感じてしまいましたが、ご自身でも間食が問題だとご理解はされているようでした。

「せめて夕食後の夜食を控えるだけで、カロリーを抑えることができますし、体重減少にもつながりますよ」とお伝えさせていただき、なるべく体重も細目に量るようお伝えしました。

最後に
『食事のこといろいろ話したけど、これを踏まえて配食の内容が何かかわるんですか?』と質問がありました。

いえ違うんです!
はーとのお食事は、この方にあったカロリー量とバランスの目安として35食種から選ばせていただきお届けしています。
こうしてお話しをお伺いすることで、配食以外でのお食事について、あなたに合ったアドバイスをさせていただいて、ご自身の力で食生活全般を見直していただくお手伝いができればとおもっているんですよ☆

このようには何度かお伝えしたつもりではあったのですが、心に刺さっていなかったようで反省です。

しかし、糖尿病を改善していくためには、
配食に頼るだけではなく自分が努力しなければならない
ということを改めて確認していただけたようでした。

まだまだ説明の仕方がへたくそです(><)
説明だけでなく、話を聞く力も、提案する力もまだまだです。
もっと良いアドバイス、伝え方を日々模索中です!
頑張ります☆

はーと&はあと 管理栄養士 寺田 満里子

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