食事療養のサポートを現場から発信

一食量を目安に

こんにちは、北摂管理栄養士の小山です。

先日糖尿病患者のM様より「食事量もわかったし自宅で用意してみます」と連絡がありました。
M様は20年前より糖尿病が発覚し、長年闘病されていました。
比較的血糖コントロールは良好だったようですが、1年前にHbA1cga6.1だったのが、今回の検査で7.2に上昇。
病院の栄養指導を受けたもののいまいち理解できず、配食を1~2カ月ほど申し込み目安を覚えるために利用となりました。
まずは血糖値が上昇した原因を一緒に探りました。
血糖値が上昇したので、散歩を1日1時間ずつ朝晩にしている。
食事は、息子夫婦より多めに食べているかも。
間食はしていない。
人と比べて早食いかも。
夕食後に家族で果物たべる。

ご自身でも食事量は多いと自覚されてましたので、配食の1回量を意識してもらうように、
通常使っているお茶碗に盛り付け直してもらい、ごはん量をわかってもらうようにしました。
早食いについては、早くたべることで次から次へと食べてしまうため、過食ぎみになりますので
ゆっくりよく噛んでたべるよう意識してもらいました。
夕食後の果物も血糖値が上がりやすく下がりにくい原因ですので、果物を食べるなら夕食前までにしていただきました。
運動と間食については意識されているようなので、上記の3点を改善目標としました。

ご利用し1か月経ち様子をうかがうと、
「体重が2Kg減り、胃袋も小さくなり少量でも満足できるようになった。果物も夕食後にとらないよう意識している。もう少し続けてみる」とうれしい感想をいただきました。

ご家族様の協力も得て、今後はご自宅で用意されるとのこと。
一食の目安を忘れてしまったら、いつでもご相談くださいませ。


朝晩の冷え込みがきびしく、日中は暑い日が続きますね。
わたしは今日、喉の痛みを感じました(+_+)。
そろそろ、風邪が流行る時期です。
みなさんもうがい・手洗いを徹底し体調崩さないように自己管理しましょう★


はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

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