食事療養のサポートを現場から発信

腎臓病の本を購入

こんにちは。北摂の管理栄養士島田です。

最近社長からの紹介で読書メーターなるものを始めました。
自分が読んだ本、読みたい本、読んでいる本、積読本をネット上で
管理して、自分が月でどれくらいの読書量をこなしているかを
計れるサイトです。
一般本はもちろん、雑誌やコミックなども登録でるので
すべての読書量を計れ、さらに同じ本を読んでいる人が他にどんなジャンルの本を
読んでいるのを知ることもできとてもおもしろいです。
残念ながら、僕としては最近新たに登録できる読んだ本がなく
読み込みが足りないなぁと感じています。

さて、先日医院で腎臓病の方の指導を受けた際
ためしてがってんの話題になりました。
いろいろな最新情報を発信してくれるためしてがってん
僕も録画して見ていますが為になります。

近年増えてきている腎臓病の話題を特集していたそうで
ご自身が腎臓病と指摘され興味津々でみられたようです。

腎臓病から透析になられる方の割合が多かったある市の栄養士の
取り組みを放送されていて、在宅へ訪問・栄養指導することで
年間の透析導入患者が減った事例が紹介されていました。

数回栄養指導を受けられたあと、
クレアチニンは2.5~2.8あたりで横ばいなのですが
なかなかたんぱく質の量を把握するのが難しいようで
腎臓病食品交換表をお勧めしました。

腎臓病食品交換表は食品あたりどれぐらい食べるとたんぱく質3gを
とることになるのかがグラム表示されていて
ご自身で蛋白質の制限を実践するのに重宝する専門書です。
ただ、1人で読みこんで内容を理解して実践するのはなかなか難しく
また、すべてグラム表示のため、細かい計算ばかりに注意してしまうと
あれもダメ、これもこんだけしか食べられないと
食事療養への意欲すらなくしてしまいかねません
(高齢の方や素人には、やや読みづらいのも欠点)
管理栄養士のサポート力が試されます。

さいわいにも、この方はお知り合いに透析をされている方がおられ
「透析なんかなるものじゃないよ。食事でがんばって」とエールを
もらっていることもあり、食事療養への意欲は非常に高いです。

意欲を持続できるよう期待にこたえてしっかり
腎臓病のケアができるよう
僕ももう一度交換表を読み返して指導していきたいと思います。

※もちろん、読書メーターにも登録して読書量を足しておこう


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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