こんにちは、北摂 管理栄養士の小山です。
先日、吹田市にて認知症サポータ養成講座に参加してきました。
受講すると、「オレンジリング」という、ゴム製のリストバンドがいただけます。
活動としては、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を見守り、支援する「認知症サポータ」を多数養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを市民の手によってつくっていくことを目指しています。
なにか特別な活動はせず、認知症の方や、そのご家族様を温かく見守る応援者として、自分のできる範囲内で各々が活動します。
講座の内容としては、認知症のメカニズムを学んだあとに、どんな症状が表れやすいかをケースごとに検証し、どのように対応したらよいかを学びました。
講習に参加し学んだ心得と、具体的な対応の7つのポイントをご紹介します。
心得「3つのない」
1.驚かせない
2.急がせない
3.自尊心を傷つけない
具体的な対応の7つのポイント
●まずは見守る
●余裕をもって対応する
●声をかけるときは一人で
●後ろから声をかけない
●相手に目線を合わせてやさしい口調で
●おだやかに、はっきりした滑舌で
●相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
認知症は、脳の細胞が死んだり、働きが悪くなったりして障害が起こり、生活に支障が出ている状態をいいますので、だれでもなる可能性がある病気です。
地域のみなさんの、ご理解とご協力が必要になってきます。
平成17年度より活動しており、全国で100万人を目指して取り組んでいましたが、すでに目標は達成でき、現在では200万人を目指して活動を継続しています。
実際に、私たちがお届けしている先にも認知症の方もいらっしゃいます。
今後、配達の時にどんなことに気をつけたらいいのかを、配送員ともども、日々勉強しております。
皆様ために微力ながら力になれたらと思います。
はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子