こんにちは、カスタマーセンターの大都です。
気づけば、もう12月。早いものです。
時々、相談の電話をして下さる利用者様が居ます。
山科区にお住まいの女性です。
まだ60才代のNさまは糖尿性腎症です。
最初に受けた相談は、
「揚げ物が食べられない。」でした。
糖尿病の合併症で腎症となったのですが、
さすがまだ60才代、しっかりタンパク質制限と必要エネルギーの確保が頭に入っているのですが
性格上、制限にやや神経質になられていました。
糖尿性腎症の多くの方が悩み、理解しがたいエネルギー確保のための油の摂取も心がけ
工夫をされていました。
揚げ物メニューが多いこともしっかり理解されていたのですが
どうも、食べられない様子。
私が出した提案は、献立表や栄養価をみながら塩分・蛋白質制限食と塩分制限食とを併用することでした。
誰にもでも提案することではないですが、Nさまは体調の不安定はあったのですが血液検査の結果は安定し、しっかりタンパク質制限と必要エネルギーの確保が理解されていたからです。
それからは
「塩分・蛋白質制限食と塩分制限食のどっちにしたらよいかしら?」
という相談になりました。
「塩分・蛋白質制限食はフライなんやけど。塩分制限食は照り焼きで。でも蛋白質の量が多いし。どうしたらよいかしら?」と。
「塩分制限食だと少しエネルギーが不足するから、ほうれん草の和え物にごま油でも落としてみてくださいね。」と提案したり。
その後、検査結果から摂取塩分が少なすぎると主治医の先生から言われたと相談がありました。
「先生はこころもち塩を増やせって言うけど、こころもちって・・どうしたら良いのやら・・」
そこで、使用する味噌の量を決めて朝食にお味噌汁を作って頂くことを提案。
体調も気分も落ちついていらっしゃるのか、最近は少しご無沙汰で経過観察中です。(^^)ノ
音沙汰がないのがお元気な証拠ですね(^^)v
担当者ではないですが、いつでも相談させて頂きます。
お気軽のお電話くださいませ。
管理栄養士 大都 宏子