食事療養のサポートを現場から発信

お帰りなさい!

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
小山さんが書いていた「きんかん」おいしいはずです。
去年の目利き商品でも「きんかん」があり、私も注文しました。
甘くて美味しかったのを覚えています。
今回も注文しようと思っていたのですが、すっかり忘れてしまい・・・
注文に間に合わなかった。残念!

「しまったな~」なんで思っていた時に、ある利用者様から連絡がありました。

「また、食事お願いできるかな。体重も戻ってしまったし、相談に乗ってもらいたい」と。

秋頃に一旦停止になっていた利用者様です。
60歳代男性、メタボです。
利用のきかっけは、奥様が寝たきりになられたことです。
今まで家のことは全て奥様任せ、自分は仕事に行く。
そんな当たり前の生活が、奥様が脳梗塞で倒れたことがきっかけで、まったく違うものへ。

奥様の退院にあたり、今まで料理もしたことのないご主人様の介護負担の軽減をと奥様のケアマネージャー様からの紹介で利用となりました。
初めは、「単に食事を届けてくれればそれでいい」と。
でも、体格を見て話をお聞きしてみると・・・「これは生活、食生活改善が必要だな」と思い、少しずつお話しし、色々ヒアリングすると問題点がボロボロ。
介護のストレスでアンパンを食べてしまう。朝のパンにはバターたっぷり。
野菜なんて最近食べてないな。買う弁当にちょこっとついているぐらいかな・・・などなど。
それが原因で体重増加。 
私は、問題点を指摘しました。

自分でも「やばいな。そろそろなんとかしないとな」と思われていたそうです。
それもあって、お食事スタート後は、たまに色々な食べ物の誘惑にも負けながら、食生活改善に取り組んでおられました。
「お腹すくな~」とよくぼやいてはおられましたが、体重は2㎏ほど減りました。

奥様が退院後、仕事を家での仕事に切り替え、奥様の介護にも一生懸命。
でも一生懸命すぎたのでしょうか、疲れておられました。
そして、秋頃より、奥様が長期で施設に入所されることになり、仕事にも行かれ、食事も受け取ることができないこともあり、食事はストップになりました。

食事がストップすると体重は、戻るだろとは思っていましたが、注意してもらう点を再度伝え、「またいつでも相談ください」とお伝えしていました。
きっとまた困ったら連絡をくれると思っていたので。

そして今回連絡をくださいました。
嬉しかったです。私のことを頼ってくださったことが・・・

すぐに配送員にも連絡しました。
すると「ちょうど今近くを通ったので、献立をポストに入れたところ」と。
何かのテレパシーかなと思いました。
配送員もいつも気にかけてくれていました。きっとそのことも本人様の気持ちを動かしたのだと思います。

また、精一杯サポートします。
はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

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