食事療養のサポートを現場から発信

たんぱく質過剰を抑えましょう

こんにちは。北摂の管理栄養士島田です。

先月、腎不全を患われているK様宅に訪問にいってきました。

Kさま、今年3月から腎臓のケアのためサービスをご利用
いただいています。
他にも心疾患、糖尿病もお持ちです。
最初の面談の時は外食がほとんどで自宅で料理をすることはなく
昼・夕食ともはーと&はあとの食事をご利用いただくことになり
利用中も食欲低下もなく食事はしっかりとられていました。

しかし、定期的にいただく検査結果の状態はよくなく
腎臓の働きを示すクレアチニンの上昇が止まらず
先生からは透析の話もでだしたとお聞きし
相談訪問にいってきました。

クレアチニンの数値と同様に尿素窒素の値も上昇を続けており
昼・夕の食事で蛋白質を制限しているのになぜ?と
思いながら配食以外の食事をヒアリングしてみると
朝のパンに焼き豚をのせて食べている
牛乳は1日250ml程度のむ
夕食後にお腹が空いた時にソーセージ1本ぐらい
食べる時があるなど。

明らかに蛋白質源の過剰摂取が判明
初回面談時のヒアリングではたんぱく質源は
牛乳小さいカップに1杯程度の摂取にとどまっていて
間食もされないとお聞きしていたので、大丈夫と
思ってしまっていましたが、
食生活って知らず知らずの内に変わっていくものですね。
反省です。

Kさまには、今一度蛋白質源となる食品のとりすぎは
注意してもらうため、間食のソーセージは止めて、牛乳は半分にして
一日置きに飲んでもらうようお願いして
引き続き療養していただくようお伝えしました。
(焼き豚は止められそうになく、とりあえず保留に)

節電の夏の乗り越えて、少しでも透析導入の時期を延ばして
いけるようサポートしていけたらと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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