食事療養のサポートを現場から発信

便秘解消に水分摂取の声かけを

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

日中は暑い日もありますが朝晩は過ごしやすくなってきました。
少し外出が楽です。
先日、駅のホームで乗り換え待ちにベンチに座っていると
気持のよい秋風をふわ~と感じました。
突然、隣に座っていた見ず知らずのおじいちゃんから
「最近、やっと季節にあった風が吹き始めましたなぁ~」と
声掛けられ
「そうですね~。今年は例年になく暑い夏で。
 なかなか秋を感じませんでしたが、ここ最近やっと少し
 季節の変化を感じますね」と返事をし
「まったくですな。」と夏を乗り切ったものどうし雑談してしまいました


さて、その残暑厳しいある日、病院での退院に向けてのカンファレンスに
参加してきました。

配食サービスを利用いただいていたM様
二ヶ月前に腸炎で入院され、このたび在宅復帰予定となりました
当初は腸炎と聞いていたのですが、どうも原因は便秘で
排便コントロールがうまくできていなかったようです。
自覚症状もあいまいで、排便の有無を聞いても
本人は「今日は出た」と申告されるようですが実は三日以上
排便がないこともあるようです。それ以外は問題ない様子。

在宅復帰の問題点は排便コントロールがうまくできるか!が課題です。

そこで、配食時にいままで行っていた食事のセッティングに加え
水分をとってもらえるよう声かけをさせていただくことになりました。
また、「水分とりましたか?」とお聞きしても
本人は飲んでいないのに「飲んだ」と答えることがあるとのことで
机の上に常備置いてある水筒の水分量をチェックして
減っていなければ、すぐケアマネジャーに報告することになりました。

その他、在宅では間食も多くなかなかコントロールできなかった体重も
入院中に5kgほど減ったようで、入院中の食事量にあわせて
食事内容も変更し体重増加がないよう併せて見守っていくことになりました。

配食時の見守りポイントがはっきりしていると日々の変化も気が付きやすく
連携もとりやすいですし
なにより、退院後に相談いただくより退院前に相談いただくことで
こちらからも色々とご提案できてよかったです。

あとはMさまが入院前よりよい状態での在宅生活が続けられるよう
サポートに取り組んでいきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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