食事療養のサポートを現場から発信

今年もよろしくお願いいたいます。

こんにちは、京都管理栄養士松政です。
皆様今年もよろしくお願いいたします。
皆様にとってすばらしい年となりますように。
年末年始の食べ過ぎは大丈夫でしたか?
利用者様の中には、お正月もバッチリだったよ!という方がおられました。
すばらしいですね。
食べ過ぎたなという方は、今日から頑張りましょう!

お正月明けのクリニックでの栄養指導でのお話。
12月に初めて来られた、30歳代、男性、糖尿病のY様。100kg越え。
以前から体重が重いことは自覚があったそうですが、「まぁ、大丈夫だろう」と甘く考えておられたそうです。
しかし、健診で「すぐに病院に行きなさい」と言われた時には、血糖値300、HbA1c9.6。
その時点でやっと、「このままではダメだ」と思えたそうです。
その後は夕食後に食べていたお菓子をやめ、昼食の選び方も変えて、揚げ物よりも焼き、肉よりも魚にし、野菜もできるだけ摂取するようにと心掛けられました。
お正月は少し甘えも出たそうですが、なんとかこらえたと。
その結果、HbA1cが8.5へ。
きっと一人では甘えが出るので栄養指導を受けながら続けていきたいと。
前向きな方で色々と質問もされます。疑問を解決しながら一緒に頑張りたいです。

ちなみに、皆さんはどうして肉より魚がいいと思いますか?
肉にももちろん、良い栄養素がありますが、油の質が違います。
肉の油は血液をドロドロにする反面、魚の油は血液をサラサラにしてくれます。
焼いたとき、肉は白く固まるのに対し、魚は透明の油が出るのを経験したことはないですか?
これと同じことが血管内でも起こります。
そのため、コレステロールが高いなど注意を受けている方は、参考にしてください。
血液がドロドロになる前に!
但し、良い油と言っても油は油です。
良い油を多く含む青魚は、カロリーも高くなりますので、青魚ばかりでなく白身魚と組み合わせながら魚を摂取するようにしてください。
ちょっとした工夫でカロリーダウンはできます。
そんな工夫点も取り上げられればと思います。

はーと&はあと管理栄養士 松政千佳子

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