食事療養のサポートを現場から発信

2年ぶりの再開訪問

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

気温が上がらず、寒い日が続き
バイクのエンジンのかかりも悪い日が続いております。
機械も例年にない寒さに嫌気がさしているのでしょうか。

さて、そんなバイクをなだめながら
昨日2年ぶりの再開訪問に行ってきました。

池田市のお客様Iさま
昔からの糖尿から腎症を併発され
奥様が低たんぱく米や腎臓病用の補助食品を利用しながら
療養されていましたが自炊負担が大きく
3年ほど前に相談を受け栄養コントロール食を利用いただいていた方です。
しかし、ご主人の大食が改善されずついつい配食以外にも
間食や追加で食べる習慣がなかなかぬけず
1年ほど頑張って利用されていたのですが停止となっていました。

しかし、一ヶ月ほど前にむくみがひどく3週間程度入院され
食事管理をしたことで、制限食にもまた少し体が慣れ
やはり自宅でもしっかりとした管理が必要と
退院後からまた栄養コントロールを利用しようと奥様が
考えらえて、再開希望の訪問となりました。

以前クレアチニンが2台だったのが今回は4にまで上がってしまって
いるとのこと。
蛋白制限は以前から40gでしたが、牛乳やヨーグルトも食べることもあり
なかなかしっかりとは守られていないようでした。
まず、ヨーグルトは禁止してもらい、牛乳も二日に1本に。
(ゆくゆくは禁止してもらいたいですね)
これまでも利用されている低たんぱく米を使用しながら
栄養コントロール食のカロリー・塩分・蛋白質調整食の1600kcalの食事の
おかずとを組み合わせて1食15gになるように蛋白質を制限して
療養再開です。

透析は大変だからなんとか回避していきたいと奥様の気持ちをサポート
できるようまた一緒にご主人のご病状の安定のための方法を
考えていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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