こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
先日栄養相談に訪問した利用者様。
80歳代、男性、糖尿病性腎症、心疾患。
はーとをご利用されて、もう7年になります。
その7年間腎機能は維持されています。
利用当初よりクラチニンが2台前半で、この7年維持されています。
HbA1cは6%台前半。
栄養相談も生活の一部になっており、検査ごとに確認して相談に乗らせていただいています。
今回、いつもの数値よりやや高めでした。
「何か環境の変化があったかな!?今回は厳しめにいかないといけないかな」と思い訪問。
すると奥様がご入院されていました。体調不良気味とはお聞きしていました。
以前も奥様が体調不良の時に数値が上がった時があります。
ご自分で簡単な調理はされるのですが、買ってきたものが増えてしまってました。
その期間だけ、はーとの食事の増回も提案しましたが、自分で頑張りたい意志もあるため、それならと、冷蔵庫の中をチェックして、控えないといけないものをお伝えしていました。
今回も同じでした。それと奥様がご入院された寂しさもあるのでしょう。
ボソッと「一人はね・・・」と。
晩酌し、そのつまみが増えているようでした。
つまみは惣菜の焼鳥です。また昼間にも甘いお菓子をついついと。
訪問した際も新聞の上に炭酸せんべいの袋が・・・
それらの点が今回の目標です。
長年意識し食事療養を実行してこられた方でも、環境の変化等で崩れていくのは早いです。そして、分かっていてもなかなか実行できない。
やはり食事療養をずっと続けていくことは、難しいですね。
その時々で問題が発生するので、その都度見直す事が大切ですね。
そのため、サポート役は必要です。
ずーっと食事療養が継続できるようにサポートしていきます。
はーと&はあと 管理栄養士松政千佳子