食事療養のサポートを現場から発信

おかずの量がわからない

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

暖かい日が増えてきました。寒さの次は花粉に注意ですね

冬の間はランニングをまったくさぼっていたので体がなまっています。また少しずつ走る習慣をつけて今年こそフルマラソンにチャレンジできる体を作っていきたいと思います。

さて、今日は栄養指導先でのお話です。

血糖安定と減量にとりくまれているKさま(60代女性)

膝の負担を減らすために減量が必要ですが、血糖の少し高くまずは血糖の安定にご飯の量や間食、果物の量を守りながら療養してもらっていました。

3ヶ月で血糖の安定がみられ、次にカロリーを調整しながら減量に取り組んでいただくことに。

ただ、目安にお伝えした主菜・副菜の量を守っていただきたかったのですが

指導にこられたさい

「先生、なかなか大変。ダメだわ。ご飯の量はいわれたとおり100gから150gを守れるけど、おかずの量がわからないわ」と相談

そこで、

 「大変ですか~なるほど。おかずの量も守らないとなかなかカロリー調整はうまくいきませんし、減量も実感できてこないですよね。

じゃあ、一度配食でおかずの量を勉強してみますか。1日1食だけでも何回かとられてみて、全体の量とバランスを体験してみてはどうですか?」とお勧めし

「そうねぇ、そしたらお昼に一度試してみようかしら」

「Kさんがお昼とられたら、ご主人の分だけ別に作ることになっちゃいますか?」とお聞きすると

「大丈夫です。主人は主人で勝手に作って食べてますので。うちは昼の食事管理は自主性なんです」と。

「じゃ、お昼に利用して大丈夫ですね。お昼の量を目安に夕食も気をつけてくださいね」とお願いし、現在、カロリー調整しながら減量に取り組み中です。

 

代謝がよくなる春から夏にかけての減量がうまくいくようサポートしながら、自他ともども目標達成していきたいと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

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