食事療養のサポートを現場から発信

恐るべきレシート!?

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

日差しが強くなって参りました。そろそろ毎年恒例の「パンプス焼け」が今年も始まります・・

最近はあちらこちらの庭先でバラの花が咲き誇っています。

そんな中、利用者様宅へフォロー訪問に走っております。

今日も、先週検査結果を出して頂いたYさま宅へ行ってきました。

糖尿病のYさま。少々認知もある吹田市在住の80代男性です。

時々、海外旅行も楽しまれています。

血糖コントロールは良好で2月のHbA1cは6.3。4月の結果は6.0と改善が見られます。ところが、血糖値が上昇していました。

早速、自宅へ℡。それも本人の不在をめがけて・・何故かというと・・奥さまに聞きたいことがあるから。

案の定、奥さまに話すと・・

「最近、はたから見てておやつが多いように思うんです。好きなもの買いに行くようになって。一度言うてやって下さい。私の言うこと気かしません。」と。

HbA1cは検査をする1か月半前の血糖の状態を示すものであり、このまま血糖値が高い食習慣が続くと、忘れた頃にHbA1cが上昇します。

Yさまの検査結果は4月にしたもの。その当時血糖値が高ければ、来月のHbA1cが上がっている可能性があります。

奥さまから申し出があったとおり、4日に一度、近所のスーパーに行き買い物をされていました。

「一度、レシートを置いてあるので見てやって下さいよ。」と出してきた5月に入ってからのレシートを確認すると・・ここでレシートをためていた奥さま、ナイスです☆

ドーナツに芋ようかん、マンゴープリン、ゼリー、バナナチップス、おかき、ミニケーキなどなど・・(^^;

一度にたくさん購入している日もありました。以前はトマトジュースだったのに、最近は果汁入りの野菜ジュースに変わっていることもレシートから判明。

買い物もリハビリに一貫なので、買い物に行くことは止めず、食べたいものを購入することも許可し、その代わり、間食の時間と1回の量は奥様の管理にすることを約束してもらいました。

次の検査は6月、その結果をもらうのは7月。忘れた頃になりますが、次回の結果が悪くても凹まず、約束をしっかり守ってもらうよう伝えて帰りました。

帰社後、夕食を届けた配送員から

「今日のYさま、なんとなく元気なかったです。」との報告が(^^;

私のお説教で元気がなかったかな。

しかし、恐るべきはレシートです。買ったものが全て表示されているのですから。捨てずにとっておいた奥さまの「勝ち」ですね。

レシートで指導するのも良いかも(^^;

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

 

 

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