食事療養のサポートを現場から発信

別居のご家族に安心を

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

最近は真夏のように暑いですね~水分補給をしっかりして過ごしましょう☆

 

先日、包括支援センターのケアマネージャーさんからのご紹介で自宅訪問してきました。

 

80歳代、男性、糖尿病、インスリン自己注射、独居、性格温厚。

要介護認定申請中。

別居の関東在住の娘様が同席頂きました。娘様は遠方で、あまり父の事を見にこれない

ので、食事の事も心配でケアマネージャーさんに相談して頂いたという事です。

本人様の暮らしぶりや、普段の食事状況を詳しくヒアリングしています。

暮らしぶりは自宅にお伺いするので、わかりやすいです。

もちろん病状についてもお伺いし、検査数値等を見せて頂いてアドバイスさせて

いただきます。

本人様、席を外しなにやらとりにいかれました。

すると、毎日の血糖値(朝昼夕)、血圧、体重、体温が1日も漏れなく記入されています。

娘様もびっくり!!数値も安定できている様子です。

本人様の性格や性分で食事療養のアドバイスや取り組み内容をガラッと変えています。

食事療養が一番長続きしそうな方法を模索してお伝えするのが仕事です。

娘様は近日中に関東に戻られます。

糖尿病が悪化しなようサポートさせて頂くことを娘様にお伝えし、安心していただけたと

思います。

 

今までは、食事の支度や家事、何もかも自分で一生懸命されていた本人様。

少しづつ家事等が出来にくくなってきたとの事です。本人様はそのことに気づいて

られないです。食事をテーブルの上までお届けするのが娘様の希望でしたが、本人様は玄関まで出て行く!と。まだまだやる気がおありだと見受けられました。

大切な事です。が、食事の受け渡しは娘様の希望である『テーブルの上まで』になりました。

やはり食事を持っての歩行は多くの方にも言えるのですが、転倒の恐れがあるのです。

 

本人様の意思を尊重しつつ、ケアマネージャーさんと一緒にお手伝いしたいなと

思います。別居のご家族への安心にも繋がる仕事なのです☆

 

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

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