食事療養のサポートを現場から発信

食事療養の不安解消に・・

こんにちは☆ 北摂の管理栄養士の大都です(^ ^)ノ

ようやく梅雨らしく、不安定な天候になりました。

体調くずされないようお気をつけ下さいませ。

今日は、あるケアマネージャーさんから相談があり、 その方と一緒に訪問してきました。

糖尿病のある70代の女性、Wさま。 ご主人と息子様とお住まいです。

膝痛、腰痛があり日々の食事の用意はご主人と息子様がされています。

この度、腎機能が悪化し腎臓食にするように・・という指示が出たのです。

指示が出た・・と言うか、主治医の先生からは 「食事療養については本を買ってきて自分で読んで勉強して。」 とざっくりと言うのか、雑というか・・・

読んでもわからん・・と困ったWさまは担当のケアマネージャーさんに相談し 私に繋がったのです。

Wさまはもともと不安が強い性格なので余計です。 混乱と不安が会話からも伝わりました。

普段、食事の用意をするご主人に、腎臓の働きや、塩分・蛋白質の制限の必要性、 カリウム制限の必要性、エネルギー確保の説明、食事を作るポイントを伝えさせて頂きました。

ご主人はWさまとは対照的に落ち着いて聞いて頂き、メモを取りながら

「だいぶ、不安が解消しました。これならやれそうです。やってみます。」 と力強く答えて頂きました。

その横で「どうしていいのかわからん。」を繰り返されるWさまには 「食事はご主人が用意して下さるので、Wさまはとにかく薄味になっても少々 我慢して食べて貰えれば、大丈夫です。あとは、間食を控えることですね。」と・・

そう、足も腰も痛くほとんどご自分の指定席に座って過ごしているので、手の 届くところにお菓子がいっぱい(^^;

ご飯を50g程度しか食べずに、お菓子を食べる習慣がすっかり身についてしまってい るのです。

これにはケアマネージャーさんも苦笑い。

しっかりとご飯を食べ、間食は時間を決め、ゼリーなど蛋白質の少ないものを食べる ことを約束してもらいました。

特に糖尿から腎症を合併した方は、今までの食事療養とは違う「油を摂る。」という ことに混乱と戸惑いが生じます。

そんな皆様の不安が少しでも解消できれば幸いです。

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

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