食事療養のサポートを現場から発信

サロンと配食で血糖コントロールを!

こんにちは。

サロン生活相談員の柴田です。

暑い日が続くせいか、最近、果物にはまっています。

サロンにも先日メロンが届いたので、

サロンのご利用者様やスタッフでおいしくいただきました☆

果物の食べ過ぎは中性脂肪や血糖の上昇につながりますのでご注意くださいね!

 

さて、7月もそろそろ終わりに近づいてきました。

7月は利用者様も増え、少しずつにぎやかになっています。

7月から利用されている85歳男性、糖尿病性腎症の方がいらっしゃいます。

詳しい血液検査データは不明ですが、インスリン自己注射を1日4回し血糖のコントロールをしています。

先月教育入院のため1か月程入院されていました。

今回食事療養の必要性を感じ、また奥様の食事負担軽減のため

サロンと配食を併用しての食事療養を開始しました。

サロンには週2回、配食はそれ以外の昼食を召し上がっています。

 

入院中も制限食を食べていたのでさほど抵抗はないとの事ですが、

やはり、物足りない...とひと言。

でも、がんばって慣れますよ、と前向きに頑張っておられます。

食事療養のご褒美に食べたいものはなんですか?と伺うと

ビックサイズのステーキをたっぷり食べたい!!!と。

60gとか80gとか、少量なら食べない方がまし!との発言もありました。

もともとは美食家だったようです。

この方は、もともと毎年海外に行き、旅行先で登山をするのが趣味だったようです。

しかし、ご自分の病状が悪化したせいもあり、

今後はいけないかな~、食べたいものも思いっきりたべられないんだろうな~と弱気になっておられました。

 

「いえいえ、また旅行に行けるように頑張りましょう!!

ビッグステーキは無理かもしれませんが、少量でも満足できる上品なステーキを食べられうように頑張りましょう!」

食事療養を継続させるためには、明確な目標が必要です。

 今は無理と思っていても、どうしたら叶えることができるのか、

一緒に考えて行きたいと思います!

 

ただ、この方は低血糖になることもしばしば...。

「低血糖の時は我慢すればいいんですよね」

「ブドウ糖はおいしいからたくさん食べたいんです」

と、まだまだ正しい知識が足りません。

まずは、血糖コントロールを安定させることからですね!

 今後は血液検査を確認していきながら、一緒に歩んでいきたいとおもいます。

サロン生活相談員

柴田満里子

 

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