食事療養のサポートを現場から発信

低栄養改善に

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

暑さが厳しい夏。でも、ビールがおいしい季節、夏。

今年はビールの出荷数が増えているのではないでしょうか

僕は確実に飲む量が増えてます。汗をかく量も増え、暑さに耐えれず冷房生活で電気代も増えています・・・たぶん。

 

さて、今日は先日ご訪問したH様80歳代女性。140cm、27kg。低栄養の方のお話です。入れ歯が作れず、なかなか食事量が増えないまま少しずつ体重が低下して緊急入院を今年になって数回繰り返していたそうです。

病院では軟菜食を食べられていたようで、退院後はご家族が軟菜食をご用意される予定でしたが、ご自宅では軟らかく料理することが非常にむずかしく、栄養もなかなかとれないということから配食をご利用いただくことに。

塩分制限の指示もあったため、最初は軟菜食と塩分調整食の2種類をそれぞれ試食してもらい、食べやすかった軟菜食を利用いただくことになりました。訪問の時は、ケアマネジャーさんからも「水分と食事をとることは今のH様の仕事ですよ」との援護射撃をうけ、H様からも「いままで欲しくなければとらなかったけど、これからはしっかりとるようにします」といっていただきました。

今のところは喫食量は概ね6割程度...補助栄養食品としてアイソカル飲料もお渡ししていますが、まだまだそちらまで口にする余力がなく栄養を十分にはとれてない状況です(点滴も週3回受けながら療養中です)

それでも、食事の内容や味については「上手に作ってくれていて、助かっている」とお声をいただいています。

まずは食べることに意欲を持ってくれたので、よいスタートが切れました。これからは栄養量を増やせるようアプローチして低栄養の改善をサポートしていきたいと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

 

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