食事療養のサポートを現場から発信

利用方法の提案

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

長~い猛暑日のあとの雨です。このブログを書いている外は大嵐です(^^;

毎日灼熱の中、外を原付で走っていますが、日差しとアスファルトの照り返しと熱風で大変です。

いつも思うのが、『このアスファルトの熱から電力が作れないものか?』

誰か賢い人が考えて、近い将来電力にできる日が来るかもしれませんね。

さて、今日お会いした80代女性のTさま。約3年前にご利用頂いた方です。が、私はお初にお目にかかります。

普段独居のため、お盆休みの間に息子様が来られて、一緒に食事をされた時に血糖値が高いことを心配され、「それなら、また1週間くらい使ってみようかしら・・」とお電話頂いた次第です。

初回お届けした翌日に再開訪問として自宅で訪問してきました。

80代ですが、もともと料理が好きな方

そのため、「やっぱりお弁当は嫌やわ~。」と。1週間の夕食が続けられそうにないご様子。

普段の食事内容をヒアリングしたところ、夕食はきちんとご飯も計量して冷凍し、野菜や魚中心のおかずを用意されており、問題なさそう。

問題は昼食。最近ではそうめんが口当たりがよく、そうめんばかり食べているとのこと。

自分で料理することも大切です。そこで私が提案したきたことは夕食ではなく簡単に済ましてしまいがちな昼食に使ってもらうこと。1週間の約束を4日に減らし、その後は週1回、バランスと量を覚えるために利用するということです。その代わり、朝食にも野菜を用意し、野菜から食べること。昼食は麺類にせずにきちんと主食と副菜を用意すること、夕食後は食べないこと。そして起床時間が遅く、食事時間が遅め・・なのにもかかわらず就寝時間は早め(^^;という生活リズムをも少し早めて頂くことを約束してもらいました。

1週間の利用が苦痛だったTさまにとっては、1週間嫌々食べてもらっても「身につかない利用の仕方」です。利用頻度を減らして配食以外の食生活を改善してもらい、永く関わらせて頂く方がよっぽど身につきます。

次の検査結果楽しみにしてますね。とTさま宅を後にしました。

帰りがけ5年前に亡くなったご主人の話をしてくださいました。誤嚥性肺炎で口から食べることができず、鼻から栄養を入れていたようです。

「うなぎを食べたいと言ってたのに食べさせてやれなかったことが悔やまれます。」と涙を流されていました。

こんな想いをするご家族が少しでも減らせればいいなぁと思いながら・・

 はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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管理栄養士プロフィール

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