食事療養のサポートを現場から発信

次の手はいかに?

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^-^)ノ

急激に冬がやって来ました。(ーー;)

今年は快適な時期が短かったなぁ

日本の台風被害も大変な被害でしたが、フィリピンの台風被害も甚大ですね。スーパー台風の発生も地球温暖化が原因の一つのようです。

夏の猛暑にも困りますが、冬の寒さも年々厳しく感じます。歳のせいでしょうか(^^;;

急激に寒くなったせいか、最近ご入院の知らせが増えてきました。皆さまも体調管理にはお気をつけください。

先日、あるケアマネージャーさんから相談がありました。

担当者会議にも参加し、ヘルパーさんとも連携している利用者さまのYさまの食生活についての相談です。

誤嚥性肺炎で入院し、退院後の食事に・・・と利用に至りました。

糖尿病もあり、昼と夕食はきざみ食をお届けし、ヘルパーさんにトロミをつけてもらい、朝食はメーカーさんの商品を用意させて頂くことから始まりました。独居のため、食事の見守りが必要です。

そこから、8ヶ月。今では、きざみ食を卒業し、カタチのあるものをしっかり咀嚼し召し上がるまで回復しました。朝食もおじやからスタートしましたが、今では食パンとやわらかい商品を召し上がっています。

最近の問題は、しっかり食べられるようになってから、朝のヘルパーさんが来る前に勝手に食パンを食べてしまっていること。

お元気になることと比例し、食欲も増量。

最初は落ち着いていた血糖値ですが、ジワジワ上がり気味。

朝食前の食パンですが、なんと半斤も召し上がっていて・・・

これがやめられない。

ご家族さまの意向は、「自宅で本人の好きなように過ごして貰いたい。」なので強くダメ!とも言えない。

朝食のやわらかい商品のカロリーは当初、80kcal以上ある商品を召し上がって頂いてましたが、できるだけカロリーの低い商品に変更し、朝食の食パンに塗って頂こうと糖尿病の方用のジャムもご用意することに。

それから数日後、ジャムの減り具合をヘルパーさんに確認すると・・・今のブームはバターで、それも10gに切れているバターを1個乗せて食べるよう(^^;;

マーガリンでなく、バターじゃないとダメみたいです、と苦笑い。

しばらくジャムには届かないようです。

ケアマネージャーさんにも報告しましたが、ここでも苦笑い。

なかなか手強いYさまです。

早くバターブームが去ることを願いながら、次の手を考えないと。

人それぞれの食生活があり、それに応じたアドバイスを求められるから、この仕事は奥が深い(^^;;

な〜んてことを感じなから、今日も行ってきます☆

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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